チームOPS(リーグ2位)でみたセ打撃短観 2022.05.11 他いろいろ長文

打撃 チームOPS 

1位 巨人 .698  得点154  打撃成績から期待される得点RC 153点

2位 横浜 .677  得点116  RC 123点

3位 広島 .669  得点164  RC 143点

4位 ヤクルト .663  得点132  RC 125点

5位 中日 .657  得点111  RC 128点

6位 阪神 .597  得点108  RC 108点

 

横浜寸評 

過去10年でワーストの非効率性を記録した21年横浜との比較で改善傾向です。

昨年はRCに対し-8%ほどマイナスでしたが今期は-5.7%程度のマイナスで留まっています。

この辺は記事でも報告している通りです。

去年は球数を稼げやら進塁打縛りやら。。。

未だないとは言いませんが去年ほど上記を目的に試合をしていません。

主力野手(宮崎、佐野、オースティン、大田)が離脱しての数字です。

 

彼らが復帰すれば打線バラス戻るハズなのでもう少し効率よくなるかな。

そもそも横浜のチーム打撃成績が現時点でリーグ2位でして。

素の力が抜けてるんですよね。横浜。

牧を除きほぼラミレス時代の選手。

新戦力なくいつかどこかでみた事のある選手が多いですが

 

故障者戻ればリーグ屈指の戦力となります。

牧以前と以降ではチーム力違います。

後は遊撃と捕手が嵌ればさらに 森が何処までやれるか次第です。

森がWARで+2.0勝程度記録できれば。。。

捕手は戸柱、嶺井らで短期的に回して行けば十分対応可能とみています。

 

aaakkkaaa.hatenablog.com

 

チームの混乱は昨年ほどではないです。

一部選手に、桑(先頭打者だから)のような実力ある選手に難しい野球をやらせていた節を覚えてます。

その結果、桑が打撃不振に陥った可能性があるのは記事で報告している通りです。

昨年開幕序盤の横浜のチーム成績と同じ構図だった可能性を覚えています。

桑ならという事だったかもしれませんが待ち球の難易度高いです。

あの野球すると深刻な貧打の呼び水になる場合あります。

昔、このブログでくどいほど繰り返された待ち球とファーストストライクの議論ですが待ち球難しいんです。

やれると強いですが難しい。

去年、散々書いたしたいと出来るは違うでしょうか?

一応、したいと出来るの狭間のバランスに関し今年は苦戦しながらも一定の配慮覚えてます。

チャレンジとしては良いかなっとみていて昨年ほどは悲観的ではないです。

技術云々かんけいなくしたいで昨年はほぼ全員やってましたからね。

いつ修正するんだ?と思っていたら田代コーチがベンチ入りするまで修正できませんでした。

大和も途中で音をあげてましたが

佐野も気楽に打ちたいと思いませんか?と嘆くに至ったやつです。

関連記事

aaakkkaaa.hatenablog.com

最近の桑の打席状態をみてる範囲では以前ほど待ち球気味になってない為回復傾向とみています。

首脳陣から無理に待ち球しないで良いよ、スランプ回復最優先を言われたのかもしれません。

昨年の経験なのか、コーチに石井が加入したからなのか?野手の方は昨年比較で柔軟には感じています。

今後に期待しています。

 

3月末の記事でも

aaakkkaaa.hatenablog.com

引用

一見丁寧、その実非効率を垣間見ますが昨年ほどではないかな。

っと書いてましたが

野球見ているとわかると思いますが試行錯誤しています。

 

 

 

 

全体寸評

まずリーグOPSが0.700を切るなど投手優位な状況となっています。

各チーム主力と控えで差が生じておりレギュラー故障するか否が大きく坂本、吉川が離脱した事で巨人がその攻撃力を大きく落としています。

低反発気味と感じる諸数値となっており打者側に技量を求められるような感じです。

 

広島さんが打撃成績の割に得点を奪ってましたが徐々に普通になり始めています。

統計通りでしょうか?

過去10年で打撃成績の割に得点奪えたのは2013年の中畑ベイスターズですが今の広島さんは13年横浜と違い打線バランスが良いとも言えず多分に運もあるかなって感じというか

広島さんの数字を押し上げている横浜に原因がありそうです。

広島さんの長所を引き出すような野球を横浜がしており全体でみると広島さんの効率性は維持されるかもしれません。

その辺の対応も注目点でしょうか?今期の横浜ならするでしょう。

 

中日がリーグで一番非効率的な野球していますが

4番打っていませんししょうがない感じです。

 

徐々に体制を立て直しつつありますが阪神は効率、非効率以前に出力不足です。

ヤクルトが相変わらずの試合巧者ぶりをみせていますが・・・

落ちてくるんじゃないのかな?

統計から早々外れないから統計なわけで

野球の基本は出力。

力こそ正義であり、知恵は力が拮抗した時に威力を発揮します。

その出力が今の所優勝チームの、それではないです。

伸びしろは横浜の方が余程ある感じですが、その差を高津ヤクルトが昨年に引き続き凌ぐかもポイントです。

 

育成が何処も順調でなく新戦力(主にドラフト)のあるチームが強いです。

代表格が広島の末包

選球眼指標に課題ある為、そのままシーズン走り抜けるかわりませんが育成順調ではないチームが多い中巨人に加入した投の大勢と並び新戦力加入効果が大きいシーズンとなりそうです。

 

育成絡みで書いた事ありますが

近年、大卒社会人経由の選手の活躍度が高く評価を上げており25歳前後でプロ入りした選手の成績が良いです。

高校、大学時代の評価は今一でも

自分でいろいろやって評価を上げ入団。

ネット情報などを基に試行錯誤した節を覚えています。

その自発性が大きいかもしれません。

 

大社経由で入団した倉本も、規定を2度打っていますしドラフト上位ですが神里も一回規定クリアしています。

横浜の大貫、阪神の伊藤、中野。広島の末包。

西武の源田もですがドラフト3~5位で獲得できる即戦力がいまして戦力強化に寄与し易いです。

 

中日の正捕手木下もですが(横浜の戸柱も)各チームのファームが機能しているとは言えない状況が見えてきます。

横浜の宮崎も大社経由でしたが昔でいう落合や和田のような選手って昔で言うと少ないんですよね。

 

高卒でじっくり育成し這い上がって来た横浜梶谷(ドラ3)や巨人亀井(ドラ4)、鈴木などなど。。。が過去との比較で少ないです。

昔は結構いたのですが高卒上位以外何処も苦戦気味です。(パは良く調べていません)

特に野手育成が芳しくないです。

 

戦力外の獲得状況をみるとヤクルトさんと横浜が酷いのは間違いないのですが

何処も大なり小なり苦戦気味です。

 

ドラフト上位指名を除けば最近規定を打てた打者は横浜桑ぐらいでしょうか?

 

ほぼ10年何処もドラ3位以下指名の高卒野手を育成できていません。

横道に逸れ始めていますがオフにまた書き書きするかもです。

過去、ドラフト時に文句いっていたのは、このドラ3,4位で良い出物が多い事をしってるからで

ここで高卒取ると育成順調でない横浜の場合戦力の穴が空きやすく昔、良く愚痴ってました。

この辺、2018年オフから書いていますが統一球絡みに続く淘汰と言って良く最近入団した選手の方が伸び始めている原因かもです。

伸びしろを感じるので高卒選手見ていても期待できてます。

 

 

ぼちぼち桑のようなドラフト中位以下で加入した野手でチームの主力になれるような打者育成できるかもです。

そういえば広島に板倉(2016年高卒ドラ4)居ましたね。

広島さんも育成停滞してましたが今の環境に即した新しい芽が芽吹き始めている気がします。

 

 

話ずれましたが

何処も抜けたチーム無く、故障者復帰すれば巨人かな?って情勢にみえます。

しかし若手に元気ないから主力抜けると厳しく今の戦いぶりみて分かるように耐えきれていません。

 

昨年の記事でも書いていますが混戦気味です。

ホント、勿体ない。

aaakkkaaa.hatenablog.com

 

昨年の記事で戦力比較していますが抜けたチーム無く新戦力と故障者次第で順位が変動する状況でした。

そんな状況で既存戦力でリーグトップ予想だった横浜。

今永(5/6復帰)、オースティンが開幕32試合終えてほぼ不在で昨年とほぼ同じ構図なんですが

彼ら開幕から居て石田、濱口らがコロナ離脱してなければって感じです。

最も、三浦野球の浸透具合の問題ありましたら自信をもって優勝と書いてなく

 

強いのに弱いと書いていたのはご承知の通りです。

この強いのに弱いがなくなると遊撃や捕手に確固たるレギュラーなくても優勝の芽がみえてくるのですが

 

試行錯誤覚えますし今後に期待しています。

戦力の素性、未だ横浜が良いです。

故障者戻れば巨人に拮抗ないし次いでの評価となります。

 

 

「一番やってはいけない。防ぎようがあった」と感じる三嶋の故障

www.sponichi.co.jp

 

先の記事で

三嶋抹消へ

中継ぎの勝ちパが薄く伊勢が30試合中16試合に登板するなど登板過多が続きますが

その16試合に次いで13試合登板している投手が抹消されました。

貴重な勝ちパを抹消するような運用も監督に苦言を呈したいです。

特に三嶋に関しタフな起用をしていましたが

コンディション不良で暫く試合出てなかったにも関わらず13試合も登板しています。

 

っとコメントしてましたが

やはり故障のようです。

 

4/24にらしからぬ投球から敗戦投手となり指揮官から勝負を逃げてると糾弾され

その後、コンディション不良でベンチ外。

 

4/30(土曜)に復帰登板してから昨日の試合(5/7土曜)まで実に5試合に登板していました。

復帰後最初の登板から一週間で5登板。

使い方が雑過ぎませんか?

 

三嶋の起用頻度に関し今期、もう既に2つほど記事を書いています。

若干?後手後手の采配に思う その根本原因とは?(先発候補と中継ぎ候補のアンバランス) - 所持雑感

にて

登板過多気味の三嶋を昨日使ってしまいましたが

これ明らかに後手後手です。

 

さらに

抑えの三嶋異例の回マタギと遠征先宮崎抹消の理由について 若干ちぐはぐな采配に思う - 所持雑感

異例の回マタギをさせるは・・・

 

そして結局故障。

明らかに後手後手です。

 

横浜の中継ぎはみての通りです。

陣容薄いです。

その虎の子の中継ぎを、この序盤で使い潰すような運用をしている三浦横浜ですが

 

「一番やってはいけない。防ぎようがあった」と感じる三嶋の故障でした。

 

状況整理して再発防止に努めて欲しいです。

丁度、月曜休みです。

 

ミドルセットアッパーの伊勢に負荷が集中し始めていますが、この人故障したらかなりキツイです。

 

入江でも砂田でも構いませんから前任者同様、防御率悪くても使ってください。

コロナでベンチ枠が広がってこれでは。。。

 

「一番やってはいけない。防ぎようがあった」 うん?

news.yahoo.co.jp

試合は延長サヨナラホームラン

 

「2アウトを取って、長打警戒での一番やってはいけないホームランですから。あれで試合が決まりましたからね。それは投げた本人が一番分かっていると思うし、バッテリーでも防ぎようがあったと思います」

 

ゾーンで攻めろという大号令の元、昨年来攻め気味になってる中

長打警戒のアウトロー一辺倒リードがお望みなら、そう指示しないと混乱の基になります。

昨年の初球打ちしても良いよ、球数も稼げでチームが混乱し深刻な貧打を呼び込んだ状況を思い起こしてしまいましたが

チームとしての約束事、徹底していますか?

 

アウトロー外一辺倒に定評ある捕手が打者のひざ元、インローゾーンギリギリボールでもおk(インローにスライダーを使うのは定番です)を要求し

その球が浮いて甘く入ったスライダーをサヨナラホームランされる事をバッテリー責任にするなら

 

内に要求するのがNGとなります。

答えはかつて横浜が指示していた外一遍指示しかありません。

NPBドレスコードです。

 

しかし、そのドレスコードを戸柱、三嶋バッテリーは守っていません。

これ戸柱、三嶋バッテリーだけではないですよね。

 

グリーンライトを与えている走者に、盗塁失敗してからその盗塁判断を責めるよう錯覚を覚えました。

チーム内での扱いどうなってるのでしょうか?

 

監督言っているように

防げるサヨナラホームランだったかもしれません。

監督が指示徹底していればです。

 

こんな談話久しぶりに聞きましたが自覚あるのかな?

 

昨年来、多くの記事表題に三浦次第と書いていますが

チーム内指示が浸透してない感じる場面が多く(消化不良)モヤモヤする時が多いです。

 

昨季との比較で改善傾向にはなってる(ここは注目しています。)のですが確認チェックが疎か気味なんですよね。

凡事不徹底が多発する原因とみています。

 

スポーツジャーナリストの横尾弘一氏より引用

中日で監督を務めた落合博満は、「当たり前を徹底すること」だと言う。 「選手が負けにつながるプレーをしてしまった時、『防ぎようがあった』と指摘するのは簡単。では、それを防ぐための練習をキャンプから繰り返したのか。選手への意識づけを徹底したのかと言えば、そうではないはず。指導者は、選手のミスは自分の責任だととらえ、『プロならできて当たり前』という考えを捨てなければいけない」

 

横尾氏言う通り三浦大輔監督の気持ちはわかりますが

確認していますか?

最も長打警戒の一辺倒リードで抑えられるか?はまた別の話ですが・・・

NPBドレスコード縛り。

三浦横浜ではどういう指示をしているのでしょう?

 

参考記事

www.issj.net

「当たり前のことを当たり前にやる」。これを、チーム全員に徹底したこと

これが落合中日必勝のベースでした。

 

あなたは指導者としてしっかりやるべきことをやっていますか?

指導不足であったことを痛感しています?

あなたは三嶋、戸柱同様、事の当事者なんです。

 

NPBドレスコード違反(違反するなだと配球狭くなるので打ち取り難くなりますがどうなるのでしょうか?)の配球をした三嶋、戸柱バッテリーに対し怒る気持ちもわかるのですが

怒らず指導の徹底御願いします。

 

 

 

 

4/24の広島戦で敗戦投手になった三嶋を評し勝負出来てなかったと四球で出した事を監督は責めてます。

ゾーンで攻めろは基本としてあって

コントロール精度よく、投げ込めって事なんですが

それが難しいのはみての通りです。

外一辺倒で押し切れる投手少ないですが、そのような力関係の中どう?チーム内で話し合ってるんですかね。

 

 

追記

三嶋抹消へ

中継ぎの勝ちパが薄く伊勢が30試合中16試合に登板するなど登板過多が続きますが

その16試合に次いで13試合登板している投手が抹消されました。

貴重な勝ちパを抹消するような運用も監督に苦言を呈したいです。

特に三嶋に関しタフな起用をしていましたが

コンディション不良で暫く試合出てなかったにも関わらず13試合も登板しています。

 

伊勢、大丈夫かな・・・

 

5/8現在の登板数

伊勢    

16試合 143試合換算で77試合 球数で1110球 

 

エスコバー 14試合

三嶋    13試合

タナケン  13試合

 

 

 

桑原不調の原因に関して 忘備録 2022.05.04

低反発気味な球(基準値は満たしている?)と絡むかもですが

BABIP(インプレーのヒット率)が前年の.342→.229へ

 

開幕前に書いた記事でも昨年の桑のBABIPは打球速度を考えると高すぎると推論しており

下がるのは織り込んでいましたが

 

下がり過ぎでしょうか?

ベターを求める野球のデメリットですが

打球速度遅い打者ほど悪影響を受けてるような気がします。

柴田とか、その典型かもしれません。

彼の良さであった引っ張りが減り逆方向にゴロを打っていましたが

詰まり過ぎです。

チーム方針には整合しますが打てないと出場機会失いますよ。

 

序で桑のカウントが宜しくないです。

初球打ちが減りました。

昨年、571打席中71打席が初球打ちでしたが

今期、68打席中3打席しかなく比率でいいますと昨年13%あったものが今期4%と激減しています。

 

これチーム方針かもです。

広島田中は石井コーチの指導により2016年に大幅に四球を増やしましたが

桑は今の所、結果芳しくないです。

 

そして待ち球気味な事でカウント悪くした結果、

三振が増えています。(っと昔、良く反論していましたが、そりゃ三振増えますよね)

 

昨年、7.61打席に一つの三振が今期5.26打席になっており2016,17年レベルに後退しています。

四球率が前年の0.58→0.083と増えましたが他の数字が落ちている桑です。

 

開幕前に以前との比較で三振減ったから今期の桑大丈夫とか書いてましたが

前提が変わって来てます。

待ち球気味の打撃アプローチになった事で苦戦しているかもしれません。

昨年、横浜はチーム全体で、それやって大やけどし大型連敗の原因になっています。

盛んに三浦次第と連呼していた背景です。(他いろいろありますが)

したい野球はわかりますし上手く行くと効果的なので総てを否定しませんが

 

機能しない結果勝てない野球を横浜はしてしまいました。

結果、過去10年でワーストの得失点効率になっていたのは21年オフ記事で書いている通りです。

統計上の下限値超えた?というぐらいに得点を奪えず失点を増してましたが・・・

 

今期は、その反省もあって実力ありそうな選手限定で待ち球して貰っていたのですが・・・(関根とか昨年ほど無理に待ち球していません)

 

その桑が。。。

最近は焦りからかより絶不調となっています。

チーム状態を悪化させている責任を感じているのかもしれませんね。

 

昨年、チーム方針もあって消極的な打撃から調子を崩して沈んでいった1.5軍選手が多かった中、

面白いものでラミレス時代以上に積極果敢に打ちに出て場を奪い立場を確立したのが桑でしたが

上手くいかないもんです。

今後、変化しそうな数字(変化して欲しい)なので忘備録として記事化です。

 

間が崩れ始めているので時間かかりそうですが

実力上位なのは間違いなく難しい所です。

余計な事を考えてそうですが観戦していて辛かったです。

何の苦行なんですかね。

桑だけでなくチーム全体が浮ついているようで勝負以前に感じています。

 

因みに今期、横浜はシフト敷くの止めていません?

シフトで守備力低下を補っていたような気もするのですが・・・

 

 

 

 

宮崎戻る前に最低限のチーム状況に戻してほしいのですが伊藤ゆの打席などみると戦う以前になっており桑同様、苦しそうに打席入ってました。

立場悪いので結果を追い求めているのだと思いますが結果求め過ぎると思考が狭くなりますます打てなくなります。

また、経験豊富なハズのタナケンが焦り?を感じるような失策するなど

横浜は相手チームと戦ってない感じで・・・

 

 

 

桑の

ストライクゾーンスイング率58.2%        

去年との比較で10%ほど差があり比較で低いかな。

激減した初球打ちも含め全体的に待ち球気味な打撃アプローチです。

 

ボールゾーンスイング率76.8%

例年と大きな変化なし。

 

 

コメント返し遅れていますが

忘備録として記事優先しています。

後日、まとめてコメント返しさせてください。

 

 

低反発球? 忘備録 2022.04.29

ぼちぼち低反発球などと話が出て来るかもなので忘備録的に。

 

過去の関連記事

2015年は低反発球? データでみた雑感 - 所持雑感

 

他幾つか書いてますが

投高打低になると疑われるのが球質です。

 

今期、もしかすると例年より低反発かもしれません。

勿論、投手の方が仕上がり早いので序盤は投手有利なのですが

妙に数字が。。。

 

全般的に打者側の数字が低調となっています。

打球の強さと関連するBABIPがリーグ平均でセが.287。

IsoP(長打の割合)が.120。

 

パだとさらに投高打低で

パのBABIPが.271(かなり低い)。

IsoPが.101(これも近年になく低い)。

 

主要選手起因などもあり(実績ある選手がいないと起きやすい)

本数値を基に○○に違いないとは言えませんが

 

そういえば2015年の低反発球疑惑は本塁打数の減少(BABIPは低下せず)だけを理由に騒がれてましたが

 

今回は関連書数値が下がってまして気になる部分です。

人工芝とか変えても変わりますが一球場要因ですからここまで全体が下がるような事なく

今後の諸数値の変化に注目したいです。

 

BABIPが低調となると2018年の横浜球場の芝変更で成績低下した方々。

倉本、桑、柴田・・・ゴロ多めの人たちへの影響が気になりますが

 

他チーム含めてみないといけない項目かな。

尚、打球が強い打者は影響軽微です。

 

因みに低反発球元年の2011年のセの数字が

BABIP.287。

IsoP.097。

 

パが

BABIP.297。

IsoP.097。

 

BABIPだけ抜き取ると統一球元年2011年の水準に逆戻りです。

その年並みに今は投高打低となっています。

 

参考記事

base-info.com

 

そんな状態で防御率4点台の横浜ですが・・・数字収束する事を期待しています。

折り悪く横浜の場合内野守備力に課題があり

 

横浜のチーム被BABIP.305 

 

投手側起因でゴロが多い少ないがある為、捕殺数少ない=守備が悪いとは言えませんが

セのチーム捕殺数。

 

巨人 328←二塁吉川が大きい

阪神 297

広島 284

ヤクルト 277

中日 260

横浜 237 少なすぎる

 

UZRかなり悪いかもですね。横浜。

先日の記事で推論していた守備要因。

好成績のFIPと実際の防御率の乖離要因になってるかもです。

 

他にも原因ありそうですが守備も原因の一つになってそうです。(;^_^A

 

参考記事

aaakkkaaa.hatenablog.com

 

取り合えず

現在、記録しているセ、パの数字は例年との比較でかなり投手有利と考えてください。

結果、三振数も変化しています。

 

去年のセ平均がk/9で7.53。

これが7.05に下がっています。

BABIP低くなりインプレーのアウト率上がりますと三振数減り易いです。

 

防御率悪化した際のパットンが高い奪三振率を記録した一方でインプレーのヒット率高かったですが打球アウトが減ると相対的に三振でアウトを奪う必要がある為低反発(打球処理数増えると)になると三振減り易いです。

 

パの21年が7.54 、22年4月が7.41。 はて思った以上に下がってない。

 

四球(BB/9)が

セで21年3.04が22年2.56。

パ21年3.28が22年2.99。

 

四球も当然減ります。

 

これら諸数字が今後、どう変化するか注目です。

 

横浜の1.5軍が今一ですが2018年の横浜人工芝張替えを思い出す事態でしょうか?

ベータ―を目指してゴロを打て逆方向の打撃していますから最悪を呼び込んでいる懸念もありますが

運が悪いというか。。。

ソトのような強い打球飛ばせる人は影響軽微ないしより良い打撃になってる可能性覚えますが半端な立ち位置の野手に結果的にですが悪い影響を与えてるかもしれません。

 

 

関連記事

aaakkkaaa.hatenablog.com

横浜の戦力整うのは?いつ?について

昨日の記事で

aaakkkaaa.hatenablog.com

引用

まだチーム状況安定化していませんので

今日の試合を切っ掛けに連勝するとかは思わないのですが勝てないなりに戦えそうな感じです。

 

昨日の試合勝ちこそしましたが

記事で書いている通りチーム状況未だ不安定です。

 

原因1は、宮崎

原因2はブルペンと先発 今永、石田、濱口、ヤスアキ、砂田 不在 

 

金曜、二軍から有吉が上がってきて登板するかもしれませんが

そういう状態でしょうか?

 

特に影響大きいのが宮崎の存在で

彼、不在時の3塁の打撃成績がかなり厳しいです。

牧歩かせて5番以降で勝負という昔、良く見た方法論。

筒香らを苦しめていましたが牧が四球おkの攻めに耐えられるかはどうかは見どころでしょうか?

 

宮崎復帰してオースティン居ると、そりゃ凄い打線になるのですが

今は耐える時間です。

 

その中で何が見えてくるかですが

焦らず待ちましょう。

 

森が居ないのも守備面で大きいですが

暫く時間かかりそうです。

週明けの横浜は一味違うのかもしれない 巨人戦雑感 他

aaakkkaaa.hatenablog.com

より引用

一応、今期の横浜。

試合ない休みが挟むとチーム方針修正してまして

月曜に今の状況での最適化が行われるとみていますが

週半ばの対応になると三嶋に負荷集中した時のように若干後手後手に回り易く混乱し易いです。

 

週半ばの対応に関しては?が多いですが

記事中書いてます通り試合ない休みが挟むといろいろ修正してきます。

早速変えてきました。

 

まずロメロと紐付けしていた山本の解体。

 

一時的?改善するかもしれない横浜投手陣について 続三浦次第 - 所持雑感

引用

「おそらく試合前のミーティングで首脳陣から言われた通りだったのでしょうが、打者ごとに方針が明確な、いいリードをしていた」

っと昨年の山本がリードで褒められています。

結局、五輪休み明け以降三浦は捕手の使い方を変えまして投手と捕手を紐づけする従来の方式に戻しています。

結果、後半戦防御率が急回復しました。

 

変更①、その立役者の一人でもあるロメロと山本の解体。

理由は幾つかありますが

本日対戦する巨人戸郷と右打者の相性の悪さ。

そして山本自身の打撃不振。

私個人は今期、.200前後ほど打てるんじゃないかと見ていたのですが現状低調な結果となっています。

また、

山本への私の評価ですがチーム方針が通じている時はまずまずまとまった配球しますが経験不足に感じてまして未だ一軍試合数少ないでしょうか?

その経験を得る為にも、もう少し打てないと厳しい感じです。

肩強いのでチームに期待されてるのは起用法みて感じますが打って欲しい。

 

 

そしてさらに

変更②、ロメロの配球傾向を見直してきています。

昨シーズンのロメロというと変化球主体の打たせる投球で後半戦勝たせており

その奪三振率(k/9)は4.91と低くゴロボーラーでした。(シーズン途中に変えた)

 

球速表示は150超えますが

ストレートは球速表示ほど威力無いのがロメロの特徴。

昨年もストレート被打率は.333ほどあり配球割合は15%ほどしかなく。

変化球でゴロを打たせています。

 

それが今シーズン機能してなく戸柱と組んでテースト変えてきました。

昨年のロメロは9回投げて奪三振数5切るレベルでしたが4/26、今日の巨人戦のロメロは6回途中まで三振6奪っています。

三振奪う配球だったかな。

その軸として使ったボールはストレート系のボール。

150キロを超えるツーシム(本人はストレートのつもりで投げている?)とストレートを軸に組み立ています。

山本と組んだ試合は緩急を使うようなイメージでチェンジアップ、スライダー、カットが増えるのですが(ボールが当たるけど打球が詰まり易い配球)

 

巨人側、面食らっていました。

この辺、しっかりチームとして相川バッテリーコーチと対策とってきたぽいです。

巨人さん相手チームの傾向を読んで打撃して来ますから奇襲となっています。

 

ただ問題はロメロの球質。

球速表示は出てるのですが

その球速表示程威力を感じないストレート(シュート回転成分が多い)で3回り目ぐらいしたら捕まるかなっと思っていましたら6回に捕まっています。

疲れからなのかストレート系(ツーシム含む)の速度が落ちカットや変化球を使い始めてましたが

巨人打線に2点取られ、そこでお役御免。

 

その後、宮国はナイスリリーフしまして。

 

ロングだった宮国が勝ちパに昇格しています。

変更③、中継ぎの再編したようです。

三嶋が体調不良で本日ベンチ外でしたが

タナケンがミドルセットアッパーに昇格。

宮国が以前のタナケンのポジション。6、7回担当。

伊勢がセットアッパー。

そしてエスコバーが抑えとなっていました。

 

月曜挟むと野球の方向性変わる事が今期何回あったのですが(記事では書いてません)

整理してくるんですよね。

今期の横浜。

去年感じなかった部分です。

その辺は先の記事の終わりにも書いてる通り

aaakkkaaa.hatenablog.com

個人的に昨年ほど長期にわたり異常値(昨年は五輪休み明け以降に急回復)を記録しないのではないかと見ていますが

どうなりますでしょうか?

その期待通りに動いてきました。

去年は、あの方針を五輪休み入るまで継続するなど動きがみられず三浦次第と何本も記事表題で書いてましたが

 

今期は、そんな事はなさそう?です。

多分・・・

 

そして打線。

組み換えして来ました。

変更④です。

 

1番、桑原

2番、佐野

3番、ソト

4番、牧

5番、楠本

6番、倉本

7番、戸柱

8番、柴田

9番、投手

 

桑が難しい球を引っ張って二塁打打ってましたが

振れて来たのかな?

実戦で振りぬかないとダメです。

これ今一なのが柴田で振れてない。去年はまでは未だ振れていたんですが逆方向の意識が強すぎる感じです。

 

その新打線で5回に一挙5点を入れて逆転。

戸郷も5点取られるような内容ではなかったですがワンチャンスモノにしています。

 

桑と佐野の打撃が素晴らしかったです。

あの難しい球を打ち返すんですから。

引っ張ってがポイントで最近の横浜の選手、引っ張れないので(開幕時の桑も宜しくありませんでした)

そのスイングの強さ、鋭さみて安心しました。

 

そして止めは牧。

甘いストレートとは言えライトスタンドに運ぶとかなかなか・・・

 

7回にソトが打ったソロホームランも大きかったです。

あの球を逆方向にホームランできる打者は牧以上に居ない気がするんですが

今期、逆方向の意識をもったまま詰まらずはじき返しています。

これ、そのまま外の変化球対策に通じるのでソトの弱点であった外スラ投げにくく

参考記事

関根にみる 逆方向への意識、そのメリットと課題 - 所持雑感

引用

ソトは石井コーチと嵌ったかもです。

元々、結果芳しくありませんでしたが昨年もそういった打撃をしていたのでソトも求めていた指導だったかもです。

ソト、石井コーチの指導に嵌ったかもしれません。

後ろは牧ですし相手もゾーンで攻めざる終えませんからソトの特性にもあっており3番ソトいいかもです。

そのソトのボール見極め率が本塁打王を獲得したのにも関わらず私にソトはねぇっと言われていた数字が

 

ボール見極め率66%→78%となっています。

うん、凄い。

このころは

参考記事 2019年開幕前記事

ランナーのありなし成績とコア4寸評 打順選考③ - 所持雑感

ボール見極め率が悪く66%程度。

楠本なみの選球眼で打ち込みます。

その選球眼故に追い込まれると打率が急降下します。

ラミレス野球の正(本来のファーストストライク)の申し子でしょうか?

待ち球したら打てなくなりそうです。

バッティングカウントでの打率が.400を超えており配球面でのアドバイスをロペス、ラミレスから受けた可能性を覚えます。

シーズン後半に打棒爆発。

中略

昨年(2018年)の本塁打王はチームにとらせて貰ったとみています。

でしたが

このソトどやって抑えたら良いんですかね。(スイング的に内より低めが打ちにくくそうですが)

昔との比較で抑え方難しくなっています。

昨年などはボールを追いかけ気味に外スラくるくるしていたわけですが

 

 

 

 

牧の前にランナーを溜めるはチーム方針です。

今日の打順構成は理に適ってましたかね。

出塁率高くなりそうな選手中心に牧の前固めています。

 

 

 

 

コロナや怪我などでこれでだけ選手抜けても首位巨人に強い勝ち方できるわけですから横浜強いのですが

これでオースティン居れば・・・と思う今シーズンです。

 

大満足の巨人戦でした。

まだチーム状況安定化していませんので

今日の試合を切っ掛けに連勝するとかは思わないのですが勝てないなりに戦えそうな感じです。

広島戦は相手ベンチに負けた?もしくは自滅とも感じる有様でがっかりしていましたが

今日の巨人戦同様、次回広島戦は何らか対応して来そうですし期待したいです。

 

その思考錯誤を楽しみにしています。

 

 

 

 

嶺井とタナケンの配球が珠玉でした。

久しぶりに堪能させて頂きました。

 

坂本対横浜バッテリーの対決。

続いて岡本。

素晴らしかったです。

 

特に対坂本良かったですね。

広島菊池同様、坂本もランナー進める打撃を念頭に打席は入ってましたが

いやぁ凄かった。

カーブで引っかけさせましたが 

あれが駆け引きです。

最近、あいった駆け引きみてなかったので久しぶりというかいつ以来でしょうか?

 

打者が坂本だからこその濃密な配球でした。

打者側ないしバッテリーが未熟だと、成り立たないんですよね。

配球雑感記事でその駆け引き背景書きたくなりましたが盛りだくさん過ぎるので断念します。

 

GW入るので野球記事書けませんが

これなら野球見たくなるなぁ。

面白かった。

野球の勝ち負けもチーム戦故に大事ですが

濃密な打者対バッテリーの対決がチーム勝敗以上に好きな部分があり

野球の基本は打者対投手(&捕手)と考えています。

極めて個別性の強いスポーツです。

ここにドレスコード絡み過ぎると両者の技術差、思考力差が表面に出てきてしまうのでとんでもなく詰まらなくなります。

 

しかし両者の実力が拮抗しベータ―を意識しつつベストを目指すような野球をすると濃密な駆け引きとなり面白いです。

 

これが今日の大田のように進塁打ありきになると、あーなるんですが

内角の球を器用に右方向にゴロで打ってましたが(進塁打、バントもどき)

 

個人的には引っ張って欲しかったです。

その姿勢を見せるだけで相手バッテリー配球変えてくるのですが

 

コメント返信 おそらくGW以降です。

遅くなりますが御容赦を。