2019-01-01から1年間の記事一覧

人工芝変更と宮崎の天才ぶりについて思う

BABIPに絡んで4本ほど記事を書いてしまいました。 あの数字は衝撃でした。 横浜のチームBABIPの低調さは承知していましたが横浜球場におけるBABIPの低さは認知していませんでした。 関連記事 aaakkkaaa.hatenablog.com あの数字ではタイムリー欠乏症になりま…

改めて思う横浜の出塁率が低かった原因について

宮崎のシチュエーション別打撃を説明するために記事を書いています。 本来の目的はシチュエーション別打撃を参考に最適な打順を考察する事でしたが別方向に発散しています。 関連記事 aaakkkaaa.hatenablog.com aaakkkaaa.hatenablog.com このBABIP(イ…

イロイロ雑感 野球は変化しているについて

コア4のシチュエーション別打率をまとめてましたら宮崎のランナー一塁での数字の悪化に気づきまして、その数字の説明、背景を説明するために記事連載しています。 打者対投手はランナーがいる方が打者が打ちやすくなります。 理由はランナーなしの方が制約…

ホームランでしか点がとれない打線・・・の真相。当たってもヒットになりませんでした。

aaakkkaaa.hatenablog.com 前記事で横浜のBABIP。 インプレイの打率に関して論じています。 この数字で横浜は2018年.258ととんでもない数字をホーム横浜球場で記録してしまいました。 インプレイの打率です。 母数には三振を含めない数字です。 母数を三振も…

無残だった2018年横浜球場BABIP 人工芝張り替えの影響と育成に関して雑感

コア4、他のシチュエーション別打撃を記事化し打順選考のため説明資料にしようとしていましたが、 記事発散気味になり別記事で横浜の人工芝張り替えの影響について先に論じておこうとおもいます。 2018年に横浜は東京ドームと同じ人工芝に張り替えています…

昨年の打順別成績から横浜の課題を考える 

横浜の課題といいますと野手。 aaakkkaaa.hatenablog.com 中畑さん時代の2014年に顕在化し(金城、荒波、ノリヒロらが活躍した2013年以降の課題)解決できていません。 aaakkkaaa.hatenablog.com 野手育成に失敗しているのにも関わらず2016年ドラフト以降ド…

諸事雑感的主観若手野手新春評価 2019.03.02 

以下、あくまで主観です。 神里 2017年。ドラ2。 打撃が荒くなった印象あり。 ビルドアップした影響で崩れた?調整中とは思うが懸念材料。 長打率が大幅にアップしたが三振率も大幅アップ。 危険域。 練習試合、オープン戦含む試合で三振率30%台。 シー…

桑原二軍へ、その解釈とtake it easy

aaakkkaaa.hatenablog.com コメント頂き上記記事を起点記事として投手側の事情をさらに書き進めようと準備中でしたが。 (中継ぎが薄くなった原因へと考察進みます) aaakkkaaa.hatenablog.com 対広島オープン戦一試合一打席だけの直感ですが柴田の打席内容…

打順選考と2番① 宮崎2番効果の確認について

昨年の横浜はリーグ最低の得点力を記録し守備も含めリーグ最低の野手WARを記録しています。 走塁もリーグ最低評価を記録し野手に関しては何ら強みがありませんでした。 結果、チーム野手WARで+6.1勝と言う限りなく2軍に近い数字を昨年の横浜は記録しています…

横浜野手WAR苦難の歴史と課題について

aaakkkaaa.hatenablog.com 桑原2番の話をした際、他の打順も含む見解も聞きたいとリクエスト頂いた事があります。 2番桑原が機能するかでラミレス横浜の順位が変わってきそうです。 打順を固定化できることで役割分担が明確になります。 昨年の横浜は桑原の…

対広島オープン戦 柴田の打撃にビックリ

あの試合だけなのかわかりませんが良い感じの間でボールを見逃しています。 選球眼が良くボール見極め率も高い柴田ですが球数を稼ぐのが目的(これはこれで大事なのですが常に、その傾向が強すぎました)と感じるような打撃が多く結果が芳しくありませんでし…

球数を投げられなくなった先発投手について個人的所見

MASさん、よしかずさん、横浜ファンさんからコメント頂いた案件です。 まずは近々の先発投手の状況についてです。 aaakkkaaa.hatenablog.com は上記案件の派生記事で、中継ぎ不安だよなぁって事で書いてます。 ところで最近の先発投手は横浜だけなく球数10…

楽しみな佐野6番とクワ9番に関する雑感と期待

佐野は入団当初からスイングが出来てましたが今年はさらに素晴らしいです。 体はホボ出来ているので後は試合で使わないと伸びない感じです。 練習試合の結果を基に一軍昇格してきました。 そして6番DHで今日のオープン戦で起用されるようです。 楽しみな起…

未だ二月ですが適当に今期の横浜のチームWARを妄想してみた

2018年に野手が記録したWARは衝撃でした。 その数字はどん底だった2015年に近い数字でした。 新戦力・ソトがいて、あの数字はがっかりの一言です。 ソトを除きますと2015年以下だった横浜でした。 参考記事 aaakkkaaa.hatenablog.comその2015年に大…

投手WAR推移でみた 2019年希望と課題

前記事に続いて今回は投手力です。 aaakkkaaa.hatenablog.com 2018年投手WAR 1位 ヤクルト +30.5←このチームは今期、読みにくいです。近藤とか大丈夫なんですかね。私基準でいいますとかなり過酷な起用頻度でした。 2位 横浜 +27.5 3位 巨人 +25.8 4位 阪神 +23.…

野手WAR推移でみた中畑さんラミレス回顧 2019年の希望と課題

2018年野手WAR(守備、走塁含む総合指標) 1位 広島 +26.4 2位 中日 +19.8 3位 巨人 +17.1 4位 ヤクルト +11.2 5位 阪神 +9.6 6位 横浜 +6.1 2018年攻撃能力 1位 広島 +109.7 2位 中日 +14.9 3位 阪神 -0.3 4位 巨人 -9.9←坂本の守備力の影響もあって守備力でWAR…

横浜の課題について① 野手の数字は悪いが一番手薄な個所は中継ぎについて雑感

横浜のウィークポイントは先発?中継ぎ?に関する個人的所感 - 所持雑感 前回記事では先発と中継ぎという比較で記事化しています。 (これは、これで続きありますが) したつもりでした。 ただ、書き方に問題があって野手陣も含むのウィークポイントと感じる…

横浜のウィークポイントは先発?中継ぎ?に関する個人的所感

コメント頂いたので記事化です。 昨年までの実績で言いますと横浜のウィークポイントは中継ぎという認識です。 戦力読みで言いますと私は質だけでなく厚みも重視してまして。 選択肢のアリやナシやを重要視しています。 横浜の野手陣の数字が悪いのも中軸の…

○○できて当然と思い始めた瞬間から壊れる関係性について

ラミレス批判の定型文で以下のような文言があります。 この場面、盗塁させないのは馬鹿である。 次の回に投手を交代させるのに代打を出さないラミレスは野球を知らない。 この打順の組み方は・・・(3番ロペスや7番梶谷、9番倉本の使い方など様々) 以下、同文…

物語性を感じなくなった横浜について雑感 セで一番とは言えなくなった捕手陣に想う

サッカーとの比較で野球は個別性の高いスポーツと思っています。 野球はサッカーで言うデュエル、つまりは投手対打者と言う一対一が生じます。 サッカーの場合、その一対一の局面を作るのが大変なのですが野球の場合容易に作れます。 試合の帰趨を決める要因…

配球ストーリーを描くのが大変な横浜の中継ぎ陣について想う

aaakkkaaa.hatenablog.com の補足記事です。 横浜の中継ぎ陣は素晴らしいと思っている人が多いようですが決して盤石ではないです。 上記記事に書いてます通りギリギリの勝負をしている状況です。 この天秤が微妙故に前年の酷使が原因でなく今期、横浜の中継…

野球は足し算、引き算?化学変化?・続 長野広島に関する雑感

長野流出に関し原監督は野球はプラスマイナスと語って物議を醸していました。 www.daily.co.jp 確かに丸と長野の差し引きでは巨人プラスで広島はマイナスです。 じゃーなんで広島関係者が長野獲得を好意的にみているかと言いますと化学変化と言われる類の表…

2番が大の苦手な桑原に想う

2番桑原・・ その実績は散々たるものです。 中畑監督だけでなくラミレスも桑原を2番で何度も試したことがありますが打率.230で出塁率.250ぐらいでしたかね。 そもそも梶谷と同じく桑原、関根は2番として当時から育成されてまして適性は高いのですが。。。 結…

2番宮崎?それとも桑原でみるチームの期待度・キーマンは桑原だろう

中畑さん時代からエアポケットのように空き続けている1,2番。 1番は未だ及第点ながら活躍できた野手もいますが2番は不在です。 ラミレスは梶谷2番(1塁にランナーいますとOPSが跳ね上がりますから最適と言えるのですが・・・)を志向し続けましたがイロイ…

26~30歳が全盛期という認識について想う

number.bunshun.jp よりですが、 メジャーでは選手の全盛期≒Prime Time(プライムタイム)が26歳から30歳までの間と認識されているからだ。実際には30代を超えて活躍している選手もいるのだが、「全体的な数からみれば少数派」である。大多数の選手はその「…

ワクワク感を覚える広島と巨人を巡る物語性について

妙なワクワク感を広島さんから感じます。 新たな何かが生まれるかもしれない期待感。 丸流出は痛かったと思います。 残念だったと思いますが長野が加入した事による化学変化、シナジー効果を妄想してしまいます。 昔と違い3年は一つの区切りです。 3年一昔…

長野加入時の広島の布陣について想う

GM的な働きをしている松田氏も言っていましたが、 www.sponichi.co.jp 「4連覇と日本一に向けて育成の間に合っていない部分を現実的に考えて、カードが一枚ほしかった」 にドンピシャリスト漏れを巨人さん提出しちゃったわけですね。 このリストを見た時に…

広島長野獲得の是非と、その意図について 鶴岡流出時を思い出す有様

視点をずらして、嫌がらせしたと考えるのもありかもです。4連覇する為に巨人の戦力を削ったと考えれば非常に理がある補強でした。 全般的に広島さんを馬鹿にしたリストだったと想像します。 補強ポイントと合致せず外野手、高額年棒だから取らないだろうと…

菅野対策でみた横浜中継ぎ陣、その脆弱性(危惧)について雑感

sportiva.shueisha.co.jp 上記記事は、 いろいろ示唆に富む内容に感じています。 菅野を題材に、その攻略難度を記事化してきました。 では、それを、そのまま横浜中継ぎ陣に当てはめた場合です。 その前提として内角を捨て、スライダー1本に絞るのだ。菅野…

菅野対策② 伊勢氏の提言の難しさとセの打者のレベルアップについて雑感

aaakkkaaa.hatenablog.com 前記事の続きです。 長過ぎるので分割しました。 伊勢氏が根拠としている菊池、ビシエドの対戦打率の良さに関してです。 確かに彼らの対菅野の打率は2018年単年でみると高いです。 でもね、通算で見ると・・・ 単年で菅野を打…