三浦野球の理想と現実のギャップ したいと出来るは違うとチーム状態が落ちつきつつある事について

2019年同様、三浦のしたい野球を導入しようとした結果横浜は、その期待戦力以下の勝ち星しか上げられず監督自身が一番苦しんだとは思いますが

 

非常に厳しいスタートでした。

 

2003年と言いますと山下大輔監督初年度。

シーズン成績45勝94敗1分け 勝率.324。

その年以来の成績です。

 

あの時代との比較で横浜は戦力ありましたが

どうして低迷したか?というと

 

①、外国人入団の遅れ

②、長期連載している育成の苦戦。

③、三浦野球 したいと出来るの現実のギャップ

 

育成に関しては

ある日、突然先発投手はいなくなりませんし野手もです。

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まさかここまで長期にわたりファームから戦力が供給されないとは思いませんでしたが結果論で言うと

横浜の育成は失敗しセでも一番数字が良くないです。

中日が育成に失敗し長らく低迷しましたが近いレベルでしょうか?

かなり酷い。

低迷した中日や、お友達の日ハムと違い即戦力系の補強が上手く行っている事で新戦力が供給されているような幻想を覚えますが

ファームが機能してないチームは足腰が弱まります。

FA、自由枠あった時代はわかりませんがファームが機能してないチームで優勝など近年見た事がないです。

 

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開幕序盤の苦戦は編成起因でです。

しかし、現首脳陣にも原因がありました。

三浦が目指した野球の結果チームが混乱しより弱くしたのは数字でも見えており各種副作用が出ています。

 

したいと出来るは意味が違います。

三浦の性格上、その線引きがしたいよりなのは2019年序盤の10連敗の原因となった投手運用でも垣間見られていました。

2018年オフ記事で横浜は2019年低迷する可能性があると記事で予告していましたが

2021年も同じ理由で低迷すると予測していました。

 

2019年は三浦がしたいを諦めラミレスよりになったことで横浜はシーズン2位になっていますが

 

では?今年はです。

結局、

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勝とうとすると前任者の野球を踏襲するしかないようですね。

今更とは思いますが・・・

2019年はかなり抵抗していたので監督となった以上頑固に貫くと思いましたが思ったより修正早かったです。

開幕前記事では最下位と思っていたのですが様相が変わってきました。

未だ固執している部分ありますが修正早そうです。

 

三浦が目指している野球自体は有効な手段となりえます。

問題は

それがしたいレベルであって出来るになってない事でした。

 

そりゃ負けます。

大本を言うと編成ですので監督采配に敗因を求め過ぎるの良くないですが

したいで野球をやった末路と言うか

新入社員のような青さ。

俺、こんな仕事したいんですと実力もわからず申し出て潰れるような青さ。

したいと出来るの乖離感を覚える野球でした。

 

三浦がしたい野球とは

・ 早打ちしない粘り強い野球

・ 長い回を投げる

・ 小技を駆使した野球

・ ゾーンで勝負する配球

・ レギュラーの固定化

 

早打ちしない粘り強い野球を目指した結果、宮崎の三振が増えたり柴田の四球率が例年の1/3になったりと

カウントを整えられない打者が続出し打撃成績を悪化させていましたが現在は努力目標的な位置づけになっているようです。

神里とかかなり消極的になりましたが委縮しちゃいましたかね。

 

長い回を投げるについて開幕早々に諦めるような配球になっています。

先発が試合を作れるないので全力投球型に移行しています。 

 

ゾーンで勝負する野球、今は不慣れでしょうか?

ゾーンで勝負する野球は三浦野球の哲学とも言えるので変えないようです。

ラミレスの言うファーストストライクと意味合い同じなのですが

妙な制約を感じるのも三浦らしいです。

戦え、気持ちで負けるなが根底にあるからでしょうか?

闘争心強い野球です。

 

これはポジティブに評しても良い方向性ですので今後に期待したいです。

微妙に味付けを変えて来ていますが捕手次第かな

手段と目的が入れ替わりゾーンで勝負する事が目的化している傾向があって各所で敗因となっていますが

ゾーンで勝負できるようにならないと先がないです。

小手先は後で良いでしょう。

流石に優勝は意識してないでしょうから。

 

で、一番弊害があったのがレギュラーの固定化。

これがもう・・・

特に捕手で痛い目みています。

 

あのまま落ちてくと思ったのですが

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結果的に新潟の夜のような効果があったようです。

敗戦の翌日が休みだったのも良かったかもですね。

捕手を投手と紐づけする形に戻しています。

当初は調子の良い捕手を使うとしていましたが変えて来ました。

www.chunichi.co.jp

 

序盤、戸柱が8戦連続先発マスクを被るなどしていましたが(嶺井が故障していたという話も聞きますがベンチにはいました)

 

微妙に未だ違いがありますが前年に近い形に戻しています。

 

それに伴い配球も従来形式に近くなってきておりゾーンで攻めるという形を維持しつつ、味付けしていく形になっています。

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にて期待していた状況に近づいてますでしょうか?

 

4/24 勝ち運を手放す前の起用に戻して連敗を止めた横浜と今後に思う 4勝17敗4分け - 所持雑感

にて投手面では心配してないと記事で書いてましたが

本来の数字になりつつあります。

木塚コーチ優秀なんですよね。

下から供給ないような状態で既存選手のボトムアップに成功しかつ捕手陣が、その特性を上手く引き出しています。

 

横浜の捕手陣の個の弱さ、レギュラーとしての物足りなさがあるのは間違いないのですが

あの捕手陣で

高城、戸柱、嶺井で2017年の快進撃を支えていたわけです。

あれから4年経ち技術はわかりませんが捕手インテリジェンスが劣化しているわけないです。

横浜の捕手陣を壊すとセに不慣れだった伊藤加入以降の投壊。

2018年のような有様になります。

その状況に近かったのが2021年の開幕序盤。

修正すれば2018年の9月のような状況になるのはわかってましたから修正するか否かでした。

概ね、記事でそういう感じで書いていたとは思います。

 

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2017年当時、誰一人として正捕手として物足りないと断じ他所では良くて第二捕手ぐらいと評していた横浜捕手陣。

何もかもが足りませんでした。

しかし捕手陣でみるとセで隋一。

対応が素晴らしかったです。

当時の記事で

その集大成で可能なら2019年・・・

 っと2019年の優勝を期待していた自分が居ましたが

2019年は惜しかったです。

チームが優勝でなく次を意識し始め三浦をチームに入れた時からマイナスのケミストリーが生じ

最終的に山口が横浜の優勝を阻みましたが。。。

編成最大の失敗、高田GMは戦力十分と思っていたようですが

これ現在連載中の事に関わる事で現在に通じるボタンの掛け違いの原因になっています。

 

今は優勝と言うより次を意識し始めており

その次に今の三浦の苦しみ。

したいと出来るの先が見えていきます。

 

ファーム次第ですが

どんな形になるのでしょう。

 

個人的に今の1,2番は機能しているとは言い難く出塁率があまりに低いので改善して欲しいですが

これはこのままかもですね。

1番の出塁率.298はリーグ最低。

2番は.245 これはとんでもなく悪いです。

 

となると自然、3,4番(出塁率リーグ2位の.409)からチャンスメイクして後ろで返して行くのですが彼らの走力はなく打つしかない野球になっています。

そして8番、9、1,2で打力が違い過ぎる事。

 

ここを改善しようとすると代打。

山下らがキーになりそうです。

だから早く山下上げろよっと思っていたのですが

 

山下なり倉本なり覚悟をもった野球してくれるので期待できます。

倉本が覚悟を持って初球から打ったいう談話を聞いてラミレス時代との乖離を覚えましたが

彼らならやれます。

www.chunichi.co.jp

 

「チャンスだったので初球から狙っていこうと覚悟を決めた」

 

sp.baystars.co.jp

 

キャプテンの佐野も、状況をなんとか好転させたいと考えていた。あるとき神里は、佐野からこんな話をされたという。
「去年だとかは、チーム状況が悪いとき、田代(富雄)コーチが『27球でアウトになってもいいから、どんどん初球から行け』と言ってくれて、気持ちが楽になった部分があった。今年も、そろそろそういうものがほしくないですか」

 

この意味合いをチームとして上手く処理して欲しいです。

ベンチと選手が戦っていたような野球から、そろそろ脱却して欲しいかな。

脱却しつつあることでチームに落ち着きが出てきているのかもしれません。

 

4/25 横浜一新、終わった・・かもしれない 4勝19敗4分け

開幕前、戦力あっても前向きな最下位になると予想していました。

が、その想定戦力と言うのもラミレスが居たから想定された戦力であったようです。

そのラミレス野球を否定する三浦新監督により様々な副作用が出ています。

 

その副作用も含め前向きと思っていましたが

最早、その采配をポジティブに評する事ができなくなりました。

 

今日の高城先発マスクをみて考えを改めました。

チーム状態想定以上に悪そうです。

乱暴な起用でした。

news.yahoo.co.jp遠征先でカード終わらない状態で9人もの入れ替えも異例ですが(移動即起用)

 

昇格即高城の先発マスクの起用はかなりのリスクがありました。

こんな雑な起用は久しくないです。

打撃で期待される野手ならわかります。

昇格即先発起用される野手は本日の乙坂同様多数いて成功例も多いですが

守備の要の捕手ではかなり異例です。

昭和の野球でしょうか?

実績ある捕手なら未だわかりますが高城です。

彼の二軍での起用は育成起用されている益子の1/3以下。

一軍昇格されるような準備をしていたようには感じません。

 

今は自軍投手の状態、相手打線の状態、いろいろ確認する必要があります。

その確認をスルーし藁をも掴む思いで起用した三浦監督。

その心情は理解できてもチーム内での内部不和の可能性を覚え終わった感を強く覚えました。

そんな乱暴な起用を止める人が回りに居ない事が露呈しています。

中日松井を例にするなら

数字でみた横浜現状分析 2021.04.19 - 所持雑感

引用

【中日好き】松井雅人、『正解のない答え』を探す正捕手への旅

夕方6時、ナイトゲームが始まる。平均すればおよそ3時間。終了後1時間もすれば、選手はドームから自宅に帰る。そこから更に1時間。23時を過ぎた頃、キャッチャー松井雅人はようやくナゴヤドームを後にする。

試合後に映像ルームでその日の配球を振り返る。自宅に帰っても同じ作業が待っている。試合前も同様に対戦相手の打者のデータを頭に叩き込む。捕手はどのポジションよりも準備に時間を要する。同時に正捕手の座を手にするまでも時間が掛かる。

そんな生活が継続できるハズもなく、そのシーズンに松井は二軍に落ちています。

 

そこまでいろいろやってリードしていたわけですが

益子の1/3以下の打席しか与えられてない二軍の高城がそんな準備をしていたとは思えません。

そして一軍でのリードに必要な実戦勘があまりに不足し過ぎています。

 

外国人の早すぎる起用同様

参考記事

外国人野手上げるの早すぎない?に思う 打者の目線についての雑感と優勝?意識しているのかな? - 所持雑感

 

リスクがあり過ぎです。

実績のあるソト、オースティンらは主要打者として起用され事に、そのリスクがありながらもわかるのですが

高城には実績が足りていません。

そもそも一軍昇格に向けた準備もさせていたように思えないです。

 

黒羽根が心を折られた試合を思い出しますが

第三捕手としてベンチウォーマーとなり4か月ぶりに試合途中、競った場面で急に使っても結果出しにくいです。

黒羽根も試合途中で急に呼ばれビックリして結果、サヨナラ負けを呼び込みましたが

選手を前向きに準備させる。

結果を出しやすくする配慮が指揮官には求められます。

 

そしてこんな乱暴な起用が行われた背景を考えると今のバッテリーコーチ並びに捕手に対する強い不信であって

 

信用できないと言外に伝えた三浦監督です。

最悪の所業です。

 

横浜一新で様々、横浜は軋轢を抱えていますが

私が期待した横浜捕手陣も終わったようです。

かつてリーグ一番と自慢していた横浜捕手陣の前提が崩れました。

 

投手陣が持ち直すような事を記事では書いてましたが

この混乱は尾を引くと感じます。

危惧で終われば良いですが・・・

浮上の兆しが私には見えなくなりました。

 

横浜一新です。

過去の良さを残しつつバージョンアップするのでなくTBS時代によく見られた断裂。

一新。

その痛みに耐えた先に何が待ってるのでしょう?

 

かなり厳しい結果でした。

勝てば未だ良かったですが

茨の道を三浦新監督は歩みます。

 

コーチが止める云々でなく機能してないとしか思えないです。

今回の起用は根拠なきキレた采配でした。

 

チーム不和を加速しかねない危うい采配。

そのリスクに見合うリターンが全く期待できない采配。

 

ソトも打てないからと試合途中で交代させていますがグタグタ。

 

暴走を止めろよっと思いますが

止める事もできないほどバッテリーコーチと三浦の間で亀裂が生じつつあるのかもしれないです。

 

この辛い経験の先にどう、チームを三浦が立て直していくか?

過去のラミレス記事と違い、チーム状況好転の兆しなしです。

2019年は新潟の夜が幸いしてチーム好転するのでは?等と一部ポジティブに書くこともできましたが

このチームは何処に向かうのでしょうか?

 

多分、監督孤独なんでしょうね。

相談できる信頼できる腹心不在。

その心の支えになるようなコーチが居ない事でより迷走しそうな感じです。

元々、ラミレス時代も、そんなコーチいなかったですが

厳しい状況です。

 

精神的に追い詰められ采配に切れが失われつつあります。

リスクに見合う起用になってなくかなり宜しくない状況です。

 

ざっくり2週間ぐらいは今の状態が続くかもです。

三浦監督も、このままでは終わりたくないので様々改善案を出し試行錯誤するとは思いますが

チーム不和を覚えるリスクある采配に敗戦。

深刻なダメージをチームに残した可能性あります。

ちょっと時間かかるかな。

 

明日は休みです。

まずはゆっくり休息して火曜からの戦いに備えてください。

今は耐える時でしょうか?

そういう采配を監督自身が決めた以上貫き通してください。

辛いかもしれませんが今は我慢。

結果が出なくても我慢。

外国人待ちです。

そういう決断をしてしまった以上、選手を信じて耐えるだけです。

動く時は、その決断を修正する時でしょうか?

 

参考記事

aaakkkaaa.hatenablog.com

4/24 勝ち運を手放す前の起用に戻して連敗を止めた横浜と今後に思う  4勝17敗4分け

昨夜の勝利で連敗止まりましたが貰ったような試合で決めたのは神里。

hochi.news

 梅野が先発マスク被っていたら別の展開を覚えた試合でしたが積極休養で試合欠場。

インサイドワークで梅野とそれ以外で差がありましたが主戦捕手に対する依存度の高さを覚える部分です。

4安打7得点で効率良く得点した横浜。

4/22の中日戦に続き1、2番に出塁力に課題あるスモールベースボール型の選手を並べましたが

負けた22日に続き連敗を止めた23日の試合でも出塁は少なく。

22,23日の1,2番の出塁は18打席でわずか3。

バントで揺さぶるなど形は作りましたが機能したとは言えませんでした。

打てない打者にはゾーンにおいてきます。

 

普通なら勝てないのですが中軸が再三チャンスメークし7番に満塁の好機3回

その7番神里で3回とも打点をあげ試合を決めています

7番が機能しなかったら終わっていたかもしれない横浜です。

 

 

勝ち運を手放す前の形にして連敗を止めた横浜。

チーム状態がより良くなくなったのは中日戦で機能した6神里を懲罰降格させた事によるモノと感じています。

www.chunichi.co.jp

今期横浜は4勝をあげています。

その内2勝で神里は大活躍していますが故なき事ではないです。

その打順はともに下位打順。

打線構成上、下位と上位の1,2番が不調な事で。

チャンスメイクした走力に劣る中軸を返す為にも長打力が求められる6番(昨夜は7番)。

かつ、相手にプレッシャーを与える走力。

戸柱、投手、1,2と続く事を考えると走者に高い走塁センスがあると機能し易いです。

打線バランス上、神里は盗塁を積極的に仕掛けられます。

 

その機能していた6番に難しいバントを命じ

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失敗。

翌日、懲罰で神里を外し

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打線構成上長打力が求められる6番に関根を抜擢。

相手先発右腕と相性が悪そうな桑原を先発させ大型連敗の切っ掛けとなっています。

あの懲罰交代以降精彩を暫く欠いていた神里ですが

 

その神里(7番)が試合を決める一打を決めています。

4安打しか打てなかった横浜ですが神里が7得点中5点に絡む活躍をみせ勝ちを導いてます。

 

横浜打線は下位と上位が死んでいるので(出塁できてない)

中軸からの攻撃が重要です。

4/24の試合で打順上決める立場になったのが7番の神里というのが今の横浜の課題であり神里の重要さなわけですが

これを軽視すると前回の三浦懲罰采配のように勝てなくなります。

わかっていてやってる点において情状酌量の余地を覚えるとともにチーム戦力以下の勝利しかチームにもたらせてない原因の一端を覚えます。

 

分析していると三浦野球により様々副作用が生じておりチームが勝てていませんでした。

外国人の遅れでチームが勝てないのは事実ですが

後3,4勝勝てた(最下位は変わりません)のが現状分析結果となっています。

 

 

関連記事

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開幕前戦力的には上位進出可能なチームにも関わらず前向きな最下位になると予測していましたが

三浦監督の理想と現実のギャップにより勝敗を悪くするのはやはりという想いとともに思ってた以上にラミレス抜けた後の影響を感じる状態です。

上位進出可能な戦力読みというのが難しく感じる有様でしょうか?

特に打撃面です。

危惧で終わるかはわかせんが・・・

 

個人的にラミレスが高く評価していた神里に期待しているのですが

どうも打撃で何か掴んだぽいんですよね。

神里。

継続的に成績出せるかわかりませんが見どころでしょうか?

三浦監督の求める野球を体現できる選手とは言えませんが勝利を得ようとすると神里を起用したくなるわけで

それは神里起用時の理由。

勝利談話で話した2番で起用するには勿体ないという言葉に象徴されます。

何処で神里をっとなると私も監督同様下位に神里置きたくなります。

これ牧の打順を動かした結果調子が悪くなった原因かも?っと見ておりデジャブ覚える有様で

過去、牧同様打てなくなったスラッガータイプの打者が横浜では続出しています。

その対応でラミレスは打順を動かし続けています。

 

牧の場合2塁という守備負担(数字上一塁守備も上手いとは言えませんでしたから)から来るモノもあったかもです。

*別記事で二塁ソトかもと書いてたほどでした。

横浜は一巡目で牧が指名されるとみていたようですが守備に課題があったが故に一巡目指名されなかったようです。

その棚ぼたで2位で指名出来たわけすが守備が・・・

スモールベースボールとは?っと思う有様です。

将来的には守備も良くなる?・・・なるのかな・・・なってくれと大きいです。

外国人合流前の状態で横浜の守備評価はリーグ最低でしたが今はどんな感じなんですかね。

 

そんな牧の状態を戻せるかもポイントでしょうか?

デジャヴを覚えるが故に5,6、7番牧だと機能しないような予感があるのも参ったものです。

今の横浜ですと6,7番に長打力と足が求められそうです。

 

走塁能力に長けた梶谷を下位に置いて彼のキャリア2番目の83得点を稼いだ2017年を思い出します。

因みに梶谷のキャリアハイ得点は2020年の88得点。

2017年は打点も60と結構稼げてました。

梶谷の打点キャリアハイは3番を打っていた2014年の72。

2017年の梶谷の打率は.243でOPS.754。

決して良い成績ではないのですが梶谷にようなタイプが嵌り易い横浜です。

打線構成上あの時と同様な特性をもった打線バランスですから下位に神里は存外嵌るかもです。

となると上位誰打つの?なわけですが・・・

得点効率が良かった時もあった9番野手(2017年)にも理由があるわけです。

投手9番は変えないと思いますから捕手、投手の並びはおそらく変わらず。

その前の打者が重要になってきます。

これが大和や倉本ですと過去実績上ダメで。

2016年の倉本がいい例ですが得点も打点も稼げませんでした。

 

参考記事

部分最適と全体最適でみた9番倉本の実績と6番倉本の是非 打順考察② - 所持雑感

 

打線バランス上神里7番ですと打点は増えても梶谷のように得点が増えるかわかりませんが

今の下位打線から上位打線の状態を考えると神里の個人技。

盗塁と走塁能力が必要そうにも思え必然の打順となります。

まぁー普通は1番ですよ。

そうならないのが横浜の辛さです。

 

 

 

因みに

三浦野球が思った以上に機能してない原因に柴田がありまして

彼の四球出塁率(IsoD)が2020年に記録した0.09の半分以下の0.03となっており出塁能力を大きく落としています。 

例のチーム方針の影響を覚えますがカウントを上手く作れてない感じです。

 

佐野など往年の筒香を思い出す有様になってきておりIsoDで0.110。

関根の2倍ほどの四球率を記録するなど厳しいマークにあっています。

三浦監督が佐野を動かさないもわかります。

 

打撃面はかなり難しいかな。

投手面では記事で書いていた通り序盤の混乱が収まりつつあり試合作れるようになってきていますが

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引用すると

序盤の混乱が落ち着きつつあり改善傾向。

解説者に評判の良くない配球も新沼コーチないし三浦新監督と捕手の連携不足が原因と感じており諸数値回復傾向。

投手面では心配してない。

 です。

ヘンテコ運用(理想と現実のギャップに嵌り10連敗の主犯になった)で2019年に大やけど負わせた実績ある三浦監督ですが

投手出身故にポジティブな面ありまして今後を楽しみにしています。

個人的注目はLOB率です。

ざっくり防御率4点弱が横浜の実力値とみています。

投手側は数字戻るかと。

野手育成面でラミレスは定評あり宮崎、佐野、ソト、神里らを上手く指導しています。

三浦は先発投手育成面で一定の結果を出す感じで楽しみにしています。

 

問題は打線。

元々横浜の課題で打線バラスが悪化し易く矢継ぎ早に前監督が動き続けた分野です。

動きが早すぎてレポートしきれないほどチームの形が変わるのが常な分野です。

その原因を考えると選手の力不足があります。

そのラミレス時代と違い二の矢、三の矢がなく動きが鈍いです。

鈍くて当たり前と言うか・・・

前任者が標準から外れた采配で危機を察知し動かし続けた監督さんですから差はありますかね。

危惧はしていましたが打撃コーチラミレスの不在が一番大きく響く可能性出てきました。

アフターラミレスの配球、捕手陣と三浦監督、新沼コーチに思う - 所持雑感

 

上記記事で広島ファンさんからラミレス不在時の打者調整力に関してコメント頂きましたが同意です。

 

投手陣が不振ならキーは捕手陣だろう - 所持雑感

4月3日の記事でも

そんな苦しい歴史を歩んできた横浜ですが過去と違い今年は強力な外国人が合流します。

彼らが合流すれば総てがプラス方向。

そんな可能性(ラミレス抜けた事でならない可能性もありますが)があり悲観する必要性はないです。

なかなか勝てない状況に三浦監督も参っているかもですが明らかなプラス要因がある以上、そこまで耐えるを合言葉に監督もチームも耐えきれるとみています。

 彼らが参加する事でチームは整うハズです。

今の混乱も一過性のものでしょう。

たぶん。

 っと外国人助っ人のチーム合流が即解決につながらない可能性を想起して言葉を濁してまして。

その不在時の影響を私も危惧していましたが

そこが今後の注目点です。

今は実戦勘のズレが原因で調子が上がってないとも言えますが

そのままっという最悪シナリオもありまして・・・

 

その対比で当時、投壊していた投手側を私、あまり心配してなかったみたいです。

新監督とバッテリーコーチ、捕手との連携不足が原因で打たれ過ぎていて早晩修正できると当時思っていたようです。

そりゃまぁ、捕手が原因なら過去もっと打たれていましたからね。

 

課題の打線に関しては牧の状態も現在の注目点。

因みに、そんなに打撃崩れていた印象ないんですけどね。

下位打線が死んでるが故に四球おkの配球に嵌ってしまった可能性を覚えています。

以前との比較で視聴量が1/20ぐらいなので自信ない部分もありますがチラ見でみた範囲では極端に崩れたように見えてませんでした。

 

出塁させてコワイ野手ではないので今の横浜だと神里のようなタイプの方が嵌るかもです。

関根だと横浜のキーとなり易い下位を打つならもう少し長打力欲しいです。

 

その辺考えると監督が牧を下位に回すのもわからなくもなく理があったわけですね。

牧もロペスやソト、他のスラッガータイプ同様四球攻めに耐えられなかったじゃないのかな。

たぶん。

 

下位打線が弱すぎる事で彼らの前を打つスラッガータイプが苦戦するのですが

過去実績上、あの四球攻めに対応できた打者は宮崎だけで。

さて。

その四球攻めに対応できそうな打者が神里になります。

足早いので四球で出したくないもありますが。

勝とうとするとラミレス野球に近くなる? 4/18 巨人戦雑感

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前記事の最後に

結局、このしたいと出来るを突き詰め勝てるチームとは?

になるとラミレスのような野球になる可能性があるのですが・・・

 っと結んでいますが結局、今の陣容を考えると勝とうとした場合ラミレスがやっていた野球にどうしても近くなってしまうようです。

 

現在、横浜の勝敗は3勝15敗3引き分け。

チームWARから期待される数字をみると3,4勝ほど損しており運用面での見直しを進めている三浦横浜です。

 

DeNAあぁ7連敗…巨人・菅野に歯が立たず完封負け 「何とかしなきゃいけない」悩める三浦監督:中日スポーツ・東京中日スポーツ

 

引用

「何とかしなきゃいけないという気持ちでみんなやっているが、結果7連敗なので、何とかしなきゃいけない」

 かなり苦しんでいます。

何とかしないといけないの結果、様々、方針を変えてまして。

 

4/18の対巨人戦では

先発阪口が初回から全力投球。

5回で降板。小刻みに継投し0対2の劣勢から二番宮崎(同点は最低限が効きました)が機能しソトのホームランで引き分けに持ち込んでいます。

 

引き分けとは言え9連敗の阻止。

連敗中、試合になっていませんでしたが4/18の試合は試合になってました。

監督も心なしか生気が戻っていました。

良かったです。

しかし、その試合をみるとまるでラミレス野球

細かな所では違いありますがデジャブ―を覚える試合展開でした。

 

三浦新監督が悩みチームの勝利を渇望しようと日夜葛藤した結果徐々に前任者のラミレス寄りの野球になってきています。

上位に足の速いランナーを並べスモールベースボールで勝つ野球を三浦監督が目指しているのは事実ですが現実は厳しいです。

 

ラミレスも、その野球を目指していました。

ビックベースボールがラミレスが目指していた野球と勘違いしている方が多いですが

 

そもそもラミレス、ガチガチのスモールベースボール派でした。

 

number.bunshun.jp

 

2017年の開幕時のプランAは田中が二番。

Bで梶谷二番。

良く言うプランA、プランBを掲げていたわけですが

2017年まではプランAがスモールベースボールでした。

 

その構想がとん挫し9番倉本、1番桑原、2番柴田(スモールベースボール)、3番筒香っと日本シリーズでは変化し

最後はスモールベースボールの形も見えなく(それでも柴田2番を模索し続けてましたが)なって、あの形になっています。

 

結果的にビッグベースボール気味になった事を覚えておいて欲しいです。

 

今の陣容ですとスモールベースボールの難度高いです。

現状分析にも書いてますがスモールベースボールが掛け声だけになっており何らメリットが出ていません。

外国人不在の状態で守備が悪く、ベースランニング評価が過去最低を記録しているのが今の横浜の実力です。

三浦新監督のやりたい野球をしようとした結果一部ハレーション起こし監督が投打で修正していますが

現実と理想のギャップが大きいです。

 

配球傾向も開幕序盤と変化しさらに修正しているようですが

まるでラミレスが指示しているようです。

厳密には前任者と今が違うので捕手と息が合わずヘンテコな配球になっている部分もありますが

大分、埋まって来ています。

打者よりから見た配球論と投手よりから見た配球の違いと

久々再任の新沼コーチの不慣れさからくる?かもでですが時間かかるのも止む得えず

いろいろギャップを埋めて来ています。

投球割合や傾向で違いがあり記事書こうとは思ってるんですが数字は生もので急速に変化しています。

自分でデータをもっていれば追い切れるのですが

そこまでデータ化してなく数字のうろ覚えなのですが面白いもんですね。

 

新監督がやりたかった野球は

関根や柴田らがもっと出塁してくれれば出来たかもです。

しかし現在、彼らが記録している数字はリーグ平均以下。

上位を任せるには問題があります。

日替わりで選ばざる終えない数字です。

 

選手構成上の問題です。

新監督が勝とうとすると結局、前任者が諦めて選択したような野球に近くならざる終えません。

結果、ラミレス野球の影を感じざる終えないわけですが

ラミレスによって作られた野球というより選手の技量不足が原因です。

その技術不足にフォーカスして欲しいです。

 

先日、書いた記事でも同じことを書いていますが本来、フォーカスされるべき技術論に行かず精神論(したいではどにもならない)に行くのがどうにも・・・

 

石の上に10年の精神で指導し続けた横浜ファームの結果をみた経験で言うと

したいで1軍で野球しても難しんじゃないかと感じています。

 

まずはファームで一軍で実践できる技術の育成が出来ないと無理とは思うのですが

 

どう指導すれば良いんですかね。

横浜のファームが様々努力しているのを知ってはいますが・・・

二軍に仁志監督を招聘しスモールベースボールの浸透を図っていますが上手く行くのかわかりません。

結果出るにしても数年後です。

 

桂馬に香車の動きを求めても無理です。

香車のような駒が欲しいなら香車が手の内にないと指揮官ではどにもならないです。

それは編成の仕事でしょか?

したい(香車が欲しい)と出来る(香車がある)では違います。

 

どちらにしろチームとしてとれる手段はやっていますので後は選手次第でしょうか?

外国人が打ち始めれば外国人が抑えればチームは落ち着いていきます。

 

期待通りに働かなかった時は

そこはもう耐えるしかないです。

 

通例に従うなら酷使と言われるような状態にならないと調子が上がらない事の多いエスコバーで何らかいつもどおり失敗があって

そこから投手面は上り調子。

 

打者はソト、オースティン次第です。

数字でみた横浜現状分析 2021.04.19

野手

打撃

1位 阪神 +12.3点(平均より多い)

2位 ヤクルト +5.9

3位 巨人 +5.0

4位 広島 +1.4

5位 横浜 -8.5

6位 中日 -22.2

 

横浜が打撃でプラスを記録するのは2014年~2021年でみると2020年のみであり見慣れた数字。

今を貧打と評すると極貧の時期が何度もあり評論に困る。

外国人他を指導していたラミレス打撃コーチ不在の影響が気になるが外国人の状態が戻れば数字は改善される見込み。

 

ベースランニング評価

1位 阪神 +4.0点

2位 ヤクルト +1.3

3位 広島 +0.4

4位 中日 +0.3

5位 横浜 -2.0

6位 巨人 -2.1

 

外国人不在かつ足を使える野手を抜擢した上にマイナスを記録。

シーズン換算で-14点という数字は2014年以降で最も悪い。

今の所、新監督の方針は掛け声だけになっている。

 

UZR(守備)

1位 巨人 +5.7点

2位 中日 -0.1

3位 阪神 -1.1

4位 広島 -5.7

5位 ヤクルト -7.0

6位 横浜 -8.3

 

横浜が現在記録している数字はシーズン換算で-58.1点。

ラミレス政権下で記録したワーストの-39.9点と比較しても悪く数字の残る2014年以降でもワーストの記録。

守備が決して良いとは言えない外国人不在での記録な為、今後心配される数字

 

スモールベースボール掲げて戦っていたハズだが数字でみるとスモールベースボール以前だった現実が見えてくる。

 

野手WAR

1位 阪神 +4.0 143試合換算 +30.1勝

2位 巨人 +3.3 +20.4勝

3位 ヤクルト +2.2 +16.6勝

4位 広島 +2.0 +14.3勝

5位 横浜 +0.1 +0.7勝

6位 中日 -0.4  -2.9勝

 

シーズン換算で0近くを記録するのは2018年6月の横須賀べースターズ以来?

当時当該期間中の野手WARは-0.2勝。

 

通年で見た野手WARでみると2015年に記録した+4.2勝がワースト。

ラミレス政権下でのワーストは2018年に記録した+6.3勝。

過去実績上優勝するには、この数字で+20勝を記録する必要があり横浜の課題。

ラミレス政権下でのベスト記録は2017年に記録した+15.3勝。

外国人が打ち始めれば数字は回復するとは思うが優勝の必要条件である+20勝には今期も届きそもない数字。

野手WARで+20勝を記録するにはセンターラインの強化が必須事項だが

 

 

投手

1位 巨人 +4.4勝 シーズン換算 +30.0勝

2位 阪神 +3.4勝 25.6勝

3位 広島 +3.1勝 22.2勝

4位 中日 +2.9勝 20.7勝

5位 ヤクルト +2.4勝 18.1勝

6位 横浜 +1.2勝 8.2勝

 

シーズンでこのまま+20.0勝を切るとしたら2014年以降で初めてケース。

おそらく、そうならないと思うが

 

記事でも

投手陣が不振ならキーは捕手陣だろう - 所持雑感

アフターラミレスの配球、捕手陣と三浦監督、新沼コーチに思う - 所持雑感

序盤の混乱が落ち着きつつあり改善傾向。

解説者に評判の良くない配球も新沼コーチないし三浦新監督と捕手の連携不足が原因と感じており諸数値回復傾向。

投手面では心配してない。

 

シーズン換算でみたチームWAR

1位 阪神 +55.6勝

2位 巨人 +50.4勝

3位 広島 +36.5勝

4位 ヤクルト +34.7勝

5位 中日 +17.8勝

6位 横浜 +8.9勝

 

優勝するには+45勝以上が望ましく勝率.500の目安は+40勝。

横浜は2014年以降で未だに勝率.500の目安の+40勝を記録してない12球団唯一のチームであり足腰が弱い。

今の数字だけでみると阪神と巨人のマッチレース。

 

チームWARと勝率についての検証 ラミレス横浜が記録して来た数字の意味について - 所持雑感

より計算した期待勝率の計算式 回帰直線y=0.249+0.00639xチームWAR

でみると横浜の期待勝率は0.31。

21試合で6.5勝。

6~7勝程度できた数字だったが現実は3勝。

 

WARの割に勝てないチームの特徴はチームの形が定まってない場合が多く今回で言えばブルペンの混乱であったり先発投手への配球指示が原因と考えている。

 

そして横浜の場合投手WARの割に失点が多そうなデータが出て来ており

チームWARの割に勝てなかったヤクルトについて分析 ①、得点編 - 所持雑感

未完になっているが

引用すると

 ヤクルトのWARの割に勝てないは得点でなく守備も含めた守り(失点)の問題になってきそうだが記事書きつつ分析を続ける予定である。

LOB率の悪化。

別名残塁率。

LOB率は厳密にいうと残塁率ではないのだが被出塁からどれだけ選手を塁上に残しているかの指標で当時のヤクルトは極めて悪い数字を記録しており今の横浜も宜しくない。

セイバーではヒット一本、二塁打などに重みを付けている為、その重みと実際がズレるとWARの割に得点が多かったり、少なかったりする。

 

ラミレス政権と言うと野手WARの割に多くの得点を記録している点に特徴があった。

出塁(被出塁も含む)に与えられる重みとズレると数字の割に勝てたり、負けたりという評価が成り立つが

そのLOB率で今の横浜は68.2%と悪く投手の実力以下の数字としている可能性がある。

開幕序盤は、この数字が66%を切るような有様で効率よく失点を喫していたようだが

この数字が戻ってきている。

 

問題は何処まで回復するかだが・・・

 

その解析をするには低LOB率が記録されるのはどのような場面なのかの説明が必要で過去何度か記事化しているが

 

2014年序盤の中日のようにセットに問題がある。

2014年阪神のように新人がマスクを被っている。

2019年ヤクルトのように守備と投手に課題がある場合。

2015年序盤の横浜のようにチーム方針が絡む場合・・・

 

2015年同様新沼コーチが原因?

新沼コーチも久しぶりですししょうがない。

さらに今期は守備も宜しくないですからね。

 

現在、改善傾向を覚えますがラミレス時代と違う部分が幾つかあり

勝負しろ、逃げるなっと捕手が投手に紐づけされなく調子をみて起用されている点でしょうか?

 

勝負しろ、逃げるなは三浦監督の野球哲学のようなモノで短期的に結果でなくても長期的には結果出しやすいとみています。

今の所マイナスが大きく要所で失点していますが気持ちを全面に押し出す事自体は否定し難いです。

ラミレス時代は大人の配球し過ぎて面白みがないというかセのドレスコードに則り四球おkの配球が比較で多かったです。

今の横浜は全般的にゾーンで攻め続けています。

攻め続けないと四球が増えちゃうのもありますが

まぁ、しょうがない。

阪口がいい例ですかね。

三振/四球で1という防御率1点台の投手とは思えない数字を記録していますが気持ちを全面に押し出して戦っています。

この数字って凄いのですが・・・

阪口で記事書いても面白いかもです。

三振数と四球数が同じという非常に尖った数字となっています。

阪口は三浦新監督の方針にマッチした投手かもです。

そういう面もあるので殊更否定したくはないのですが青い配球と言うか・・・

各所で指摘されていますが

 

さらに前年までと違いバッテリーの固定を解除していることでしょうか?

結果、捕手が相手打線をイメージして準備し難いように感じています。

自分が誰と組んで、どのチームと対戦するのかわかっているとビッグデータからイロイロ配球固め易いですが

出れるかわからないと準備が疎かになり易いです。

全チーム出るつもりで準備するには膨大なマスデータに埋もれてしまいますし元中日松井のように試合終えても深夜過ぎて迄研究する事になりますから

 

スポナビ時代のデータはインポートした際に壊れているので読み難いですが引用すると

急回復したチームLOB率と、戸柱について雑感 - 所持雑感

引用

【中日好き】松井雅人、『正解のない答え』を探す正捕手への旅

夕方6時、ナイトゲームが始まる。平均すればおよそ3時間。終了後1時間もすれば、選手はドームから自宅に帰る。そこから更に1時間。23時を過ぎた頃、キャッチャー松井雅人はようやくナゴヤドームを後にする。

試合後に映像ルームでその日の配球を振り返る。自宅に帰っても同じ作業が待っている。試合前も同様に対戦相手の打者のデータを頭に叩き込む。捕手はどのポジションよりも準備に時間を要する。同時に正捕手の座を手にするまでも時間が掛かる。

そんな生活が継続できるハズもなく、そのシーズンに松井は二軍に落ちています。

 

そんな生活を避ける意味もあってか?投手と紐づけしていた横浜。

これが阪神梅野ようにでずっぱりになると、ここまでやれないと思います。

しかし負荷分散していた横浜だと出来るわけで

 

だから横浜の捕手陣は素晴らしかったのですが、

その良さが消えている部分を感じます。

おそらく新監督方針として捕手を固定したいんだとみていますが

 

打撃で抜けてないとマイナス面大きです。

負荷分散かねて戻した方が良いかもと思います。

 

このしたい(捕手を固定したい、犠打を増やしたい、スモールベースボールをしたい他)と出来るの狭間で横浜は成績不振に陥っていると思っていますが徐々に落ち着いてきていますので試合になるんじゃないかと期待しています。

 

結局、このしたいと出来るを突き詰め勝てるチームとは?

になるとラミレスのような野球になる可能性があるのですが・・・

 

各チームの打者に対する攻め方について 4/18現在

前記事で書いている通り

aaakkkaaa.hatenablog.com

 

ラミレス時代と違い待ち球よりの打撃アプローチを三浦横浜はしているようです。

その影響か?

幾つかの数字で悪化しています。

推論ではありますが例えば直球対応。

参考記事

宮崎の三振が増え、チームの直球対応が悪化し・・・三浦采配の影響?に思う - 所持雑感

 

前記事で待ち球傾向ならストライクゾーンスイング率、ボールスイング率で変化があるのでは?っと言う事で確認していますが

やはり変化していました。

aaakkkaaa.hatenablog.com

 

毛色が過去5年と違いそうなのは見えてきます。

ところで待ち球している割に思ったより効果が出てないような気がするのですが

どうしてでしょうか?

前記事の引きで

 待ち球したくてもさせてくれないような数字が出て来ています。

打てないとダメな感じでしょうか?

っと書いていますが

他チームが横浜への攻め方を変えている?

ようでドンドン攻めています。

まぁー四球で出したくないですからね。

 

相手チームが投げる初球ストライク率は

1位 横浜 49.4%

2位 広島 49.1

3位 ヤクルト 46.9

4位 巨人 46.8

5位 中日 46.8

6位 阪神 46.6

 

全体のストライクゾーン率は

1位 横浜 46.4

2位 ヤクルト 46.2

3位 中日 45.9

4位 阪神 45.5

5位 広島 44.9←先の数字でも広島さんは面白い数字で出てましたがストライク先行でカウントを整えられボールを振らされて三振とかされてるかもですね。詳しく調べたい素材ですが・・・

 

6位 巨人 44.8

 

横浜への傾向として相手バッテリーがゾーンで攻めている傾向が見えてきます。

これが前年まですとまたテーストが違ってきますが

 

待ち球したくてもし難い配球を相手バッテリーがしていそうな数字が見えてきます。

これが相手に警戒されると数字が変化してくるのですが

打てないと難しいんですよね。

打てないなりの何かですが。

 

尚、かなり積極的に振りに来ていた2016年は初球ストライク率が43.4%でリーグで一番少なくストライクゾーン率も40.5と相手バッテリーが今とは違う形で攻めてます。

その前提で駆け引きがあります。

ボールを見逃せると打者有利なカウントに整えられます。

理想は3連覇中の広島さん。積極果敢かつ四球も奪えるなど両立できていました。

 

選球眼は積極的、消極的関係なく必要な技術です。

その技術さえあればチーム方針によって受ける影響など軽微(手段でしかない)であり殊更強調したくないのですが

カラーの違いを覚える状況とはなっています。

 

今の所、カラーを変える事で結果を出せているようには感じませんが

技術があればより良い結果を出せますので上手く指導して欲しいと期待します。

 

今後、どう?変化するか?

忘備録的に残しておきます。

 

 

打撃面における三浦カラーについて 

まず犠打が多い。

前年の2020年と比較し易くするために20年の年間試合数120試合換算でみると

2020年が65企図に対し21年は96企図

そのイメージ程犠打企図増えていません。

増えていませんが犠打を命じるような場面が少ないとも言え・・・

 

企図盗塁数は前年より少ないです。

2020年が46企図に対し21年は120試合換算で36企図。

走れる選手の出塁率が低い事でチーム方針と違い増えていません。

関根、柴田らの出塁率が.300を切るなど牧が活かせなかった原因になっていますがバランス悪いです。

 

ベースランニング評価は前年より悪化。

20年が-7.5点→21年が120試合換算で-15点

外国人不在だった状態でベースランニング評価が悪いのは不味いと思う・・・

結果は出ていません。

原因不明。

本来は分析したいですが他の人がやってください。(興味はあります)

課題ではありますが現在抱える問題では枝葉ですのでスルーします。

出塁してください。

もしくはホームラン打ってください。

横浜をホーム球場にしているのにも関わらずホームランが少ないです。

 

ここから本題です。

aaakkkaaa.hatenablog.com

本稿は上記の補足記事です。

 

球数を投げせたい。

打てないなりの何かが主要テーマになっている横浜です

その関連数字をさらに確認していきます。

 

球数を投げさせたいの結果、先日の記事では初球ヒッティングが減っているのでは?っと推論してましたが

 

その関連数字のストライクゾーンヒッティング自体も減っています。

ラミレス横浜というと積極打撃が持ち味であり

2016年におけるストライクゾーンのスイング率は71.9%。

これ他チームとの比較で傑出しています。

前年の2015年が66.2%(因みに2015年のセで一番積極的な数字。その逆が中日の61%。でしたから大きく伸ばしている数字です。

 

ラミレス横浜の持ち味でもあり欠点と言われる部分ですが

欠点に目をつぶり長所を全面に

積極的に行こうという打撃方針の元、追い込まれる前に打って行こうという姿勢が見えてきます。

それで成績を大きく伸ばしたのが宮崎。

aaakkkaaa.hatenablog.com

ラミレスに監督が変わる事でより積極果敢(ゾーンで打つような指導を受けた)に打つようになり

前年の160打席から準レギュラーの足場を作り打率.291打ち335もの打席に立っています。

そんな宮崎も4月は全く打てずラミレスに怒られて二軍(4/9抹消、4/30に再登録)に落されています。

その後、戻ってきて打ち始めましたが

当時の宮崎は絶好球を見逃すような打ち方をしていました。

ラミレスというと倉本と言われる方多いですが私の場合宮崎もです。

ラミレスにより宮崎が完成したと思っています。

 

好球必打自体、前年の数字が示す通り中畑監督時代もやっていましたが

初球凡打のような形は嫌だったようで厳しめに目付を絞り打ちに行くような指導していたように推察しています。

 

それを打って良いよに変え積極性を導き出しています。

凡打する事で結果責任は問いますが(成績悪化すると倉本らが二軍に降格していた理由)、そのアプローチ自体は任せる。

 

積極性重視寄りにチームを導いています。

良く勘違いされる何でも打てではなかったのは監督の現役時代の打撃アプローチが何でも打てではなかった事でわかります。

参考記事

aaakkkaaa.hatenablog.com

 

カウント球を積極的に狙い打て。

打者有利なカウントで勝負し行く。

その成績が有利なのは統計結果が教えてくれますしストライク先行になるほど打者は不利になっていきます。

 

配球とはカウントを双方で整え合う事が大きく如何に打者(投手)有利なカウントにするかです。

 

そしてラミレスがファーストストライクを強調していた理由ですが

aaakkkaaa.hatenablog.com

引用

キミは打てないのだから打ちに行くな。

カットして粘れとなるのですが。

これ選手萎縮しませんかね。

実際、神里とか調子が悪くなった際に浅いカウントで打って出れなくなって出塁率下げてしまいましたが・・・

 

選手を委縮させない為と考えています。

ファーストストライクを打って凡打しても、それを理由に怒らないってだけです。

トータルで考えて何が出来るかを決めて良いよっという単純な話です。

そのためにも選手を萎縮させないプロセスとして初球打ち自体を認めているに過ぎません。

盗塁増やしたいチームが積極盗塁の結果、失敗を批判していたら本末転倒に感じまずが、そういう話です。

 

結果責任は問いますが手段であるプロセスを否定しない。

その積極性により横浜は他のチームとは違うカラーを出していたのは

初球ヒッティングやストライクゾーンのスイング率などに代表される積極性。

 

その積極性が阻害されるようなチーム目標を意図せず三浦横浜は掲げてしまっており

消化不良のような状態になっている部分あるように感じています。

その影響で直球に弱くなった?と前記事で推論立てています。

 

先述のストライクゾーンスイング率ですが

2016年 71.9%

2017年 69.4%

2018年 70.1%

2019年 69.0%

2020年 69.5%

2021年 65.9%

 

ラミレス時代の2016-2020年は全年代にわたりリーグ一番です。

それが効果的だったかはわかりませんが

一つのカラーとしてなっています。

その数字が2021年20試合終えてリーグ5位の数字となっています。

 

2021年

1位 巨人 68.8%

2位 阪神 67.5

3位 ヤクルト 67.1

4位 中日 66.9

5位 横浜 65.9

6位 広島 60.4←何かやっていそうな数字です。三振が多かった記憶が 得点も少なかったかな?

 

このストライクゾーンと合わせてみるべきはボールゾーンスイング率。

欠点としてラミレス時代はボールゾーンスイング率が高いです。

常にリーグで一番悪いわけではないですが良くても5位ぐらいです。(ほとんどが5位?)

 

2021年のボールスイング率は28.8%

横浜のボールスイング率が30%切ったのは・・・記録の残る範囲では2019年以来。

 

ボールスイング率

2014年 35%(リーグ最下位)

2015年 34.9%(リーグ最下位)

2016年 33.5%(リーグ最下位)

2017年 30.9%(リーグ5位)

2018年 30.5%(リーグ5位)

2019年 29.6%(リーグ5位)

2020年 31.6%(リーグ最下位)

2021年 28.8%(リーグ3位)

 

っとなっています。

 

 

尚、牧の数字は

ボールスイング率31.6%、ストライクゾーンスイング率74.4%。

 

他の打者が

桑原 ボールスイング率22.1% ストライクゾーン率64.2%

関根 ボールスイング率22.4% ストライクゾーン率63.0%

佐野 ボールスイング率25.1% ストライクゾーン率72.2%

宮崎 ボールスイング率26.5% ストライクゾーン率66.7%

 

牧だけ抜き取るとラミレス型の野球の方が数字出そうなイメージ抱きますが

そんなわけではないです。

 

数字だけみるとスラッガーよりの数字となっている牧。

SwStr%:

スイングストライク率=空振り率。全投球に対し、打者が空振りしストライクとなったケース割合

 

でみると10%超えています。

同数字で

桑原 8.4%

関根 7.4%

佐野 8.1%

宮崎 6.5%

牧  10.0%

 

牧、イメージと違い強い打撃していそうな数字です。

真面目に今期見てないので何とも評論し難いですが

 

打球ハードの割合が54.2%記録するなど桑原や関根らの31%程度とは差が出ている感じです。

尚、佐野で43.3%。宮崎は38.8%。

 

打球速度が速い打者はBABIPが高くなり易く牧が現在記録している打球のハード割合の高さはセで一番。

二番目の打者は塩見の48.8%。

 

去年の数字で言うと佐野が42.7%。

リーグトップが村上の43.5%。

40%超える打者の多くが(バットが当たった後の数字ですが)良績を残しておりシーズン終了成績で50%を超えるような打者は・・・

 

私の知る範囲では居なかったような

途中から牧の話になってしまっていますが

凄いですね。

牧。

主要打者が放つ打球速度は年々上がっており2014年の数字との差を覚えます。

打たせて取るのが難しくなってきています。

強い打撃に強い直球。

強いがキーワードの昨今です。

 

さて、適当に記事を書いてますので発散していますが

先の記事も含めスイング傾向でみてもラミレス時代と三浦では違いがありそうなのは見えて来ています。

 

まず、これが一番言いたいことで。

次に、その打撃アプローチの違いによって成績が低下しているかどうかです。

多少はあるのかもしれませんが

結局、技術不足でして。

その技術不足を補うための方法論がファーストストライクであった面があり

ラミレス時代に戻れと言っても不毛というか。

しっかり選球眼を指導して下さいという話になります。

 

空虚なんですよね。

方法論に焦点を当て過ぎると。

打てば良いだけです。

その技術不足にフォーカスを当てるべきですが

次項で目論見通り嫌らしい野球になってるか確認していきたいと思います。

たぶん来週? 週末?

 

数字は生ものなのでどうしますかね。

チーム投球数とは確認したいですが数字を追うのに時間がかかりそうで断念しています。

 

マイナス面として積極的アプローチ過ぎた状況が修正された結果直球対応が悪化しているかもしれない可能性。

打撃アプローチが変化した事で相手チームが積極的にストライクゾーンを投げて来ていると解釈できる部分。

もしくは警戒すべき打者が少ないから?

 

相手チームが横浜の打者に投げるストライクゾーン率はリーグ一番の46.6%。

初球におけるストライクゾーン率も49.4%と

 

待ち球したくてもさせてくれないような数字が出て来ています。

打てないとダメな感じでしょうか?