佐野2番にみる一見するとビッグベースボール、その実非効率?

桑が初回出塁。

ランナー一塁で佐野が最低限狙う打撃して進塁打を打ちましたが

 

もう佐野にバントを命じた方が良いのでは?

これ先日、青柳に相性の良い神里にバントを命じた場面に近い想いです。

 

aaakkkaaa.hatenablog.com

 

初回バントでラッキーと経験豊富な捕手(古田も含め)のほとんどが思うそうです。

谷繁中日のように1対0ないし2対1ぐらいで勝てるようなゲームプランを経験している捕手ですと初回バント命じるようですが

 

横浜球場、投手上茶谷で既に初回失点しており、さらにその上茶谷の状態が怪しい。

試合後、監督は球が浮いていたと上茶谷を評していますが1,2回の上茶谷の状態は良くありましたでした。

そして相手の原樹里も今一というか。。。良い球と悪い球あって8回まではヤクルトさんを上回るチャンスを作っています。

 

ここで欲しいのは1点でなく2点以上です。

相手が嫌がる野球になってないんですよね。

昨年ほどではないですが

 

なぜ?初回バントがラッキーと主戦捕手の多くが語るのかは統計通りに効果薄いからです。

初回で試合を壊すという最悪を想定せずに済むのが大きいです。

得点期待値をバントは下げます。

 

じゃーなんで横浜首脳陣が初回から一点を奪う事に固執するかと言えば経験から来る思い込みなのか送られると嫌だったんでしょうね。

ラミレスも初回から一点に奪いに行く野球をしないわけではないですが相手、自軍状態次第でした。

どちらにしろ2番佐野で進塁打を命じるような事は絶対しませんでした。

この辺が野球の質で昨年来ぶつくさ言ってる話に通じます。

 

現首脳陣のフォローをすると佐野に進塁打をチームは命じてないと思いますが野球がそうなっています。

先日の巨人戦でノーヒットで点を奪えなかった場面を指し監督は

参考記事

三浦横浜の課題が良くわかる5/12巨人戦について雑感 - 所持雑感

三浦監督は「大和が何とかしてほしかったですね。そういうところですね。ヒットだけでなく、というところをやっているので」と渋い表情を浮かべた

との事ですが

ベストでなくベターをの大号令のもと野球しておりキャプテンがそれ破るわけには行かんのですよ。

 

そしてこれが相手に嫌がれてない。

この場合の嫌だが全員が一致してないのは各チームの主戦捕手が語っている通りです。

かつ実際にも効果的か?というと効果的でもない。

baseballschole.cocolog-nifty.com

引用

初回1点先制時の勝率 56.7%

一点を奪う野球を初回にしても効果が薄いんです。

0対0が50%とするなら天秤ほとんど動きません。

そしてバントする事で2点以上奪う可能性を押し下げており結果的に効果的でなくなります。

引用

12球団の2番打者(スタメン)の平均OPSは.646となっておりバントの損益分岐点からもヒッティングのほうが得点確率は高くなると言えるものでした。

 

捕手の多くは一点で済むならラッキーと思い。

実際、その多くは挽回が効きます。

 

もういい加減進塁打至上主義止めませんか?

ベストよりベターを求めろ野球を横浜は標榜していますが

みていて辛いです。

昨年、初球凡打を嫌がったチームは深刻な打撃不振に陥り

ついには佐野が

参考記事

2021年したいで苦戦した三浦 したいと出来るは違う 意識し過ぎて打てなくなった横浜について - 所持雑感

キャプテンの佐野も、状況をなんとか好転させたいと考えていた。あるとき神里は、佐野からこんな話をされたという。
「去年だとかは、チーム状況が悪いとき、田代(富雄)コーチが『27球でアウトになってもいいから、どんどん初球から行け』と言ってくれて、気持ちが楽になった部分があった。今年も、そろそろそういうものがほしくないですか」

 

になっています。

どれだけチームが苦しんだか?あなた理解しています?

田代コーチベンチ入りするまでボロボロでしたが

 

最低限はあくまで最低限であって非効率を目的に野球しないでください。

昨年ほど勝てない野球を目的に野球しているのは知っていますが戦略室あたりに注意されていませんか?

 

月曜にチームの野球が変わりますが

あれ首脳陣だけのアイディアじゃないでしょ。

 

三浦横浜になって強いのに弱いと言う表現が増えていますが

キミたちの目指す野球と言うのは一見すると丁寧、その実雑な野球になりかねない事を理解した上で野球してください。

 

ケースバッティングとは言いますが

ケース打撃になってないぞ。

だからラミレス時代の戦力で優勝できないのは不思議とか語るんだと思いますが

 

そのくせ、その野球浸透するのに3年以上待てとか。。。ファンに我慢して欲しいとか

今の方が余程戦力あるでしょうに・・・牧いるか否かで戦力読みがまるで違うんですが妙にズレるんですよね、

 

 

以上、愚痴です。

申し訳ありません。

昨年よりは未だ野球見れますがどれだけ苦痛か・・・

改善しているのは実感しているのですが戦略室頼みますよ。

 

 

 

 

 

 

 

他、

いろいろ盛りだくさん。

上茶谷の課題。

戸柱の配球雑感、あれを配球でフォローするのは難しかったように感じました。

ボールが全般的に甘く積極的に狙われていましたが

あまりにストレートの出来が悪かったのでカーブを多投して直球のキレを戻しています。

効果的に3回以降カーブを使って上茶の状態を戻していたのは印象的でした。

上茶の場合、低めにストレート決まらないと他の球が活きてこないです。

 

8回の継投、ビハインドでワンポイントつぎ込んだ場面。

お陰で勝ちパの一員である平田を9回に登板させて救援送れなくなり大量失点させる始末になりましたが

news.yahoo.co.jp

三浦監督は試合後、「平田は確かに打たれたが、今までしっかり役割を果たしてくれた。今日はチーム事情で代えてやることができず、あのイニングを投げ切ってもらった。申し訳ないことをした」と頭を下げた。

そりゃそうなるように呼び込んでますからね。

謝罪当然でしょう。

大本は8回にツーアウトから登板した砂田が原因もですが(二軍調整させたい出来でした)

 

入江を鍛える気ないのかな?

どういう位置づけなんでしょ?

今は確かに良い球と悪い球がばらつきますが彼を勝ちパでも投げられるようにしないと勝ちパがパンクしますよ。

 

参考記事

aaakkkaaa.hatenablog.com

 

記事ネタたくさんあった試合でした。

そして2番森が前提と感じた試合でもありました。

佐野のような打者を2番で使うぐらいならOPS.600期待の森を2番で起用した方が良いです。

なんで横浜は野球が退化しちゃったんですかね。

指導しきれない横浜の戦略室が悪いです。

しっかり指導して欲しいです。

これで三浦監督が悪いとか言ったら激怒します。絶対、解任するなよ。

 

それでも優勝できるかもしれないと昨年来予測し期待しているわけですが

勿体ない。。。

オースティン、森、濱口、石田来るまで我慢、我慢。

 

交流戦、横浜はおそらく優位に戦えるハズです。

後日余裕があったら根拠記事書きます。五分見込みです。

その為にも今日勝って勢いをつけて欲しいです。

優勝への試金石、対ヤクルト戦 その歴史を振り返りつつ今をみる

2021年ヤクルト優勝の影に横浜のフォローがあるのは2015年と同様の構造でした。

相手にやられた感ある対戦状況。

 

このやってやられてで言うとヤクルトさんと横浜の対戦は面白いです。

2014年にツーシム戦術が見事に嵌り横浜はヤクルトに16勝8敗と大きく勝ち越してます。

 

その翌年の2015年に横浜の外角縛り(長打を恐れた配球、チームで縛ってました。正直、あの三浦監督発言はどうかと思いますがチーム内で内容詰めてください。)を逆手に取りヤクルトさんが横浜を圧倒。

動くボールにも慣れてました。

その年、8勝17敗と横浜は大きく負け越しヤクルトさんは優勝します。

戦力的に広島や巨人に大きく劣っていたヤクルトさんを手助けするフォローを横浜はしています。

当時の2015ヤクルトさんは戦力的には5割そこぞこでしたが良く勝ちきっています。

 

スポナビからインポートした記事を読みにくいですが

参考記事

ヤクルトが優勝した理由、それは横浜。チーム成績を省みて雑感 - 所持雑感

横浜対ヤクルト 2015資料 横浜目線で雑感 - 所持雑感

横浜対ヤクルト 2015資料 ヤクルト基準で雑感と、2016年の対ヤクルト戦ポイント - 所持雑感

 

hamabay'sさんコメント引用

僕も時間があったらヤクルト戦のことについてブログで書こうと思います。
データ調べるとこれではヤクルトに勝てっこないわ、という数字が多々ありましたから。
これだけ明らかに打てない、という数字があるとデータ重視のラミレス監督はきっと調べて対策を取るでしょうから、恐らく昨年のように大きく負け越すことはないのでは、と希望的観測をしています。

私返信

力で封じられたと言うより、
知恵で封じられたと感じる形でした。ある程度戻せると期待しています。

 

2015年ヤクルト戦は力で負けるというより駆け引きで負けたと感じる試合展開が多かったです。

その展開を覆し2016年に対ヤクルト戦14勝8敗。

横浜は2005年以来のAクラスへ。

ヤクルトが最下位に低迷した2017年には17勝8敗と大きく勝ち越しています。

ヤクルトが2位に躍進した2018年は10勝15敗。

横浜が2位、ヤクルトが最下位の2019年は15勝10敗。

横浜4位、ヤクルト最下位の2020年は互いに譲らず横浜の12勝11敗。

 

2015年以降の対戦成績をみると横浜もしくはヤクルトさんのどちらがAクラスに進出する条件に互いの対戦時に貯金を作り出す事があって見どころにはなっています。

 

なぜ横浜DeNAは虎の1、2番”チカナカ・コンビ”の7安打7得点2本塁打の爆発を防げなかったのか…配球ミスと失投が重なる - 所持雑感

引用

相手の対策の上をいかねば、後手の連鎖に入ってしまうのだ。

で互いに先の先を取り合うような野球しているように感じ面白かったです。

 

その関係性が崩れたのが2021年。

ヤクルトが優勝した21年は6勝17敗。

これほんと見ていて辛かったです。

駆け引きになっていませんでした。

原因は三浦横浜が不慣れな野球をしていたからであちらはその野球の本家本元。

 

今の野球とスモールベースボールを上手く高津監督が融合しています。

横浜が目指している野球です。

 

21年巨人戦でも似た思いを味わいましたが横浜打線は分断され投手陣は実に効率よく失点しています。

今年も巨人戦で不慣れな野球が露呈した試合ありましたが

参考記事

三浦横浜の課題が良くわかる5/12巨人戦について雑感 - 所持雑感

5/12巨人戦、相手の欲しい所で巨人に犠牲フライを打たれた場面に思う - 所持雑感

 

駆け引き必要な場面になると両チームに対し分が悪い感じです。

21年対広島戦で横浜は大きく負け越しています。

駆け引きで負けたというより横浜のチーム戦術が相手に嵌って自壊している面あり対応可能とは思うのですが

 

巨人さんとヤクルトさんとはベンチマークもしくはチーム成熟度で差を覚える試合が今は未だ多いでしょうか?

この差が何で生じているかと言えば

相手の得意分野で勝負をしているからで・・・かつその野球が不慣れ。

この得意分野を目指して横浜は頑張ってる以上、どうしても読まれ易く読まれた結果単純な技術力差、自頭の差が如実に出やすいです。

 

その成熟度差で昨年ほどやられていない横浜。

中畑、高田GM体制から標榜し指導し続けている野球が全く根付いてないように感じる時点で

アプローチ変えた方が良いとも思うのですが

 

石の上にも三年、やるだけやってみるのも大事でしょうか?

それでも今期、横浜は優勝するチャンス。

交流戦迄5割で行けばもしかしてという状況です。

オースティン含むフルメンバー揃えば横浜抜けてますからね。

彼れらが復帰後、その額面通りに活躍するかはわかりませんが昨年度実績でみると昨年に記事を書いた通り横浜の戦力はリーグ屈指になります。

 

参考記事

2022年戦力予測 21.12.17 既存戦力でセ、トップの横浜に思う - 所持雑感

 

この野球で優勝すると2017年のような悲劇が横浜を襲う危惧もありますが

 

今期、逃すと資金力に定評ある巨人、阪神の後塵を拝す可能性があり勝負して欲しいと思っています。

 

勝負するなら三浦野球と相性が悪そうな神里。

スイング観ていると復調の可能性覚えておりもっと使って欲しいのですが

他球団も狙っているとみています。

日ハムなどから話来ているかもですね。

交流戦結果次第で神里に限らずトレードあるとみています。

 

その重要な試金石が交流戦前の最終戦

ヤクルト3連戦です。

21年オフに分析していて

ヤクルトと横浜の差について雑感 埋められると思っていた時期が私にもありましたが・・ - 所持雑感

 

両チームに差を覚えているのは事実ですが

その不慣れな道半ばと感じる野球で何処までいけるかの試金石が5/20から始まる3連戦です。

去年ほどではないのですが

その道の成熟度を図る一戦ともなりそうです。

 

しかしヤクルトは相変わらず嫌らしい。

捕手中村復帰し昨年同様、チーム戦力以上の野球をしていますが・・・

 

本ブログで配球雑感を書くと他球団の捕手として一番登場している捕手が中村です。

 

リスクある配球する事で負けに繋がることもあったのですがいやはや

参考記事

ノーアウト1,3塁で求められる事とは?と相手捕手・中村について 雑感④ - 所持雑感

 

この場面NPBドレスコードを意識した倉本が駆け引きに負け併殺を打っていますが

引用

当ブログで一番、名前が出て来ているかもしれない選手がヤクルトの中村です。

捕手評では一番多いですかね。

メンドクサイです。

当時と同様、それ以上に円熟味を増しています。

2015年に優勝して2021年まで中村苦しかった述べていますが(批判がキツカッタらしい)

その足搔き、試行錯誤の積み上げに2021年の優勝あるのは当時からいろいろやっていたからで

ヤクルトの強さの源泉になっています。

中村復帰以降のヤクルトさん急速にチーム状態良化しています。

 

この中村の配球を楽しむのも対ヤクルト戦の醍醐味です。

接戦になるとみれるかもです。

ラミレス野球は選手に自頭を求める野球でした。

楽しみな2番筒香の試みと佐野 - 所持雑感

引用

最後にラミレスの野球哲学。

「基本的にこちらが指示することはない。そういうことは、必要ならば選手間で個々にやればいい」

 これ。

相手バッテリーの配球などで状況が目まぐるしく変わります。

間のあるスポーツ故に考える事が互いにできます。

必要ならば選手間で個々にやればいい

これ常に監督見ています。

 

そういう対決をみれると良いのですがドレスコード未消化(ハンデになっています)かつ技術がないとがっかりとした試合になります。

 

石井コーチらが目指す野球も最終的に選手の自頭を求める野球なのですが未消化というか・・

 

その道半ばな野球の行程具合を確認できる対戦。

それが対ヤクルト戦です。

ここである程度やれると優勝の芽が出てきます。

 

参考記事

チーム成績で計算した期待勝率からみるセの状況について混戦です 2022.05.13 - 所持雑感

十分あり得る横浜優勝について思う - 所持雑感

なぜ横浜DeNAは虎の1、2番”チカナカ・コンビ”の7安打7得点2本塁打の爆発を防げなかったのか…配球ミスと失投が重なる

news.yahoo.co.jp

引用

頭を使えば、配球で虎の1、2番コンビの爆発を防ぐことができたかもしれない。

結果論もありますが慎重さを欠く配球になっています。

 

原因は昨年来、散々報告しているチーム方針。

ゾーンで攻めろ。

ストライク先行の攻めです。

方針自体に異は唱えませんしラミレスの言うファーストストライクの投手番。

カウントの主導権を奪い合う事に野球の面白みがあります。

 

駆け引き、配球の妙。

サッカーで言う一対一。個の強さが問われる場面。

野球は他のチームスポーツとの比較で極めて個別性が問われる理由です。

 

この一対一の勝負の積み上げで勝敗が決まります。

 

その勝負の方向性、横浜はストライク先行の野球があり消化不良だった故に

昨季、特に序盤かなり防御率悪くしていました。

その辺は昨年散々書いていた三浦次第を読んでください。

 

この辺の諸事情を書いた記事をヤッフーで紹介されるのは初めてです。

筆者は

頭を使えばとバッテリーを評していますが・・・

 

引用

斎藤隆氏を投手コーチに迎えて(より正確にいうと昨年から)、投手陣全体のテーマとして取り組んでいることの成果だが、配球の意義を置き忘れると裏目に出る。    

まして横浜DeNA投手陣の今季の傾向はデータとして出てきている。さらに、相手の対策の上をいかねば、後手の連鎖に入ってしまうのだ。

 

この後手の連鎖になり易いのも良く言う三浦横浜の特徴と考えています。

どうして後手後手になるかはやりたい野球が優先されるから。

 

aaakkkaaa.hatenablog.com

昨年の記事ですが

チームの勝利の前に大事な事があって先々を考え意識の浸透を監督は重視しているようですが、

今、それやると厳しいです。

っと21年の開幕早々の4月に書いています。

そういう野球すると思っていたので外国人不在関係なく最下位を予想しています。

戦力あっても勝てなかったは記事で書いている通り。

 

同記事でも書いていますが

相手と戦う前に自軍チームと戦っていると錯覚するようなチーム状態となってしまいました。

 

これあるのでどうしても戦力を上手く使い切れないんですよね。

 

この関係性で今期苦しんでいるのが対広島戦。

対戦成績1勝7敗と一方的な戦績となっています。

相手投手が大瀬良、森下というのもありますが注目すべきは相手の対戦打率。

広島さんの横浜を除く打率は.240。

但し横浜だけ.323も打っており強打のチームになっています。

 

記事でも

チームOPS(リーグ2位)でみたセ打撃短観 2022.05.11 他いろいろ長文 - 所持雑感

引用

広島さんの数字を押し上げている横浜に原因がありそうです。

広島さんの長所を引き出すような野球を横浜がしており全体でみると広島さんの効率性は維持されるかもしれません。

昨日の阪神1,2番のように広島打線全体を横浜が打たせてしまってる面あります。

噛み合う野球を横浜がしており丁度、広島さんはラミレスのような野球してまして積極打法に切り替えています。

 

ゾーンで攻めろ対積極的に打っていけ

昨日の阪神の1,2番との対戦結果のような形になっています。

単純な力対力になり易く耐える配球ではないですから一方的になり易いです。

 

昨年ほど後手後手(対応はしてる)ではないとは思うのですが

チームの傾向的に相手に合わせるというよりは自身の野球を崩さない傾向があり失敗しないと対応できないのも昨年来記事で再三指摘しているチーム傾向です。

 

今回の結果を受けてというより

広島戦で散々、やられていますから反省材料としてありまして。

上茶谷広島戦で一回滅多打ちにあっています。(4/23 6回途中6失点。自責は3)

その後、その反省もあって5/7は試合を作りましたが

 

がっかりしたと記事で

そういえば書いてましたね。私。

aaakkkaaa.hatenablog.com

 

対広島戦で相手の裏を欠く事はあっても駆け引きで後手に回るのはあまり見た事がなくショックでしたが

この辺はしょうがないです。

 

参考記事

広島打線の今後と対横浜戦績について 2022.04.24 防備禄 - 所持雑感

 

懸念点としては

昨年よりは酷くないと感じるのですが新任の相川コーチが未だ横浜が集めてくる数字に慣れてない感じですかね。

チームで配球傾向を決めていますが詰めが甘い感じです。

昨年の後半、状況改善させていただけにもどかしいですが場合によるとリセットかかったかもです。

一歩後退(今)、2歩前進(将来)になる事を期待しています。

 

データに慣れて無さそうな傾向です。

データを咀嚼する。

インフォメーションをインテリジェンスにする。

料理に例えられますが

その素材の料理に相川コーチが慣れてない感触を覚えてます。

この辺もしょうがないというか。

横浜産の素材です。(自軍投手、相手投手、自軍捕手の特徴他いろいろ)

データ癖ありますから勘所を覚えるの時間かかるんですよね。

この辺、お得意だったのがラミレスらでしたが

 

チーム方針が詰め切れてない。

もっというと捕手山本の特徴も詰め切れてないのかもしれませんが

未だ彼、経験不足の捕手なんですよね。

 

それ故に今は未だ痒いところに手が届くような事があまりできません。

チーム方針が嵌るか、嵌らないかな面があり今日のような試合ですと一方的にやられ易いです。

またゾーンで攻めろがありますから

より一方的になり易いとでもいうべきなんでしょうか?

 

失点した宮国のような出来ですと諦める事もできまずが上茶谷クラスは耐える配球もして欲しいです。

 

尚、

上茶谷交代の場面、監督は

大山に対してゾーン内のカットボールから入り、それを狙われてセンターへの犠飛を簡単に打たれた。ここで三浦監督は「初球を打たれた意味を本人が考えいかなくちゃいけない。その意味で代えました」との理由で降板を告げた

慎重さを欠いてる事を指摘していますが

四球出すと逃げの投球を理由に三嶋を責めるなど・・・

三浦さん難しいコメント出し過ぎです。

言いたいことわかりますが・・・

 

ゾーンで攻めろの裏返しの関係にある初球凡打を表立ってラミレス批判していませんでしたがコトバが分かり難い。

このコトバで昨年ほどではないですがチーム混乱するんですよね。

 

上茶谷の後を受けて登板した三上も

二死二、三塁を任された2番手の三上も、糸井をカウント0-2と追い込んでおきながら、3球勝負に出て、一、二塁間に手痛い2点タイムリーを打たれた。ここも配球で防ぐことができたかもしれない失点だった

 

監督も

反省は追い込んでからのこと(配球)。

っとの事。

昨年ほどは浮ついてないと信じています。

これで優勝する芽がある?あると言われると

 

aaakkkaaa.hatenablog.com

引用

今期、開幕に外国人、東、今永らが不在。

かつチームを混乱させるチーム方針(連載中のテーマ)を掲げたにも関わらずヤクルトに近い数字を記録した横浜。

チームが慣れれば。。。

これ、そのまま来期への期待になっていた時期がありました。

っと書いていますが

 

チーム強いだけに信じたい一方でチームが不慣れ。

十分あり得る横浜優勝について思う - 所持雑感

にて

そんな横浜の試金石となりそうな対阪神3連戦。

金曜は雨で中止ですが

ここで連敗すると大きく目算崩れます。

阪神さんも序盤の躓きを修正しつつあり楽な相手ではないです。

さらに来週は現在リーグトップの戦力を保持している中日戦。

相変わらずキナ臭いチームですが、ここで中日戦に連勝しますと彼ら勝手に自壊してくれる予感あります。

そして交流戦前最後は昨年、良いようにやられたヤクルト戦。

シーズンを占う重要な戦いでしょうか?

横浜も苦しいですが相手チームも決して万全ではないです。

彼等と戦力的に拮抗しており、ここでの勝敗がシーズンに影響を与えそうな予感があります。

 

根拠なかったですが今期の帰趨を決しそうな気がします。

一応、昨年と違いチームの作戦が嵌って勝つ場面もあるので期待しているのですが

 

また、上茶谷、山本だけでなく相川コーチ含むで対策しているので4/23の広島戦で打たれた後5/7の広島戦で試合を作ってもいます。

 

一応、今期はやってるんですよね。

昨年はしたい野球優先で対策しているようで出来ませんでした。

慣れれば先の先。

相手の対策の上をいかねば、後手の連鎖に入ってしまうのだ。

も行ける思うのですが道半ばに感じます。

 

これで優勝できる芽があると思ってるんですからどれだけ他も万全でないと感じているのか

 

十分あり得る横浜優勝について思う

aaakkkaaa.hatenablog.com

 

先の記事で書いている通り今期混戦です。

上記情勢下で戦力の+要因が大きいのは横浜。

どこまで強くなるか注目しています。

2019年より可能性あるかな。

 

2019年横浜は投手コーチ三浦の方針(先発完投育成ならびにマシンガン継投の廃止)と開幕序盤宮崎、ソトらが深刻な打撃不振に陥っておりさらに筒香死球を受け約2週間休養。

今より余程深刻な状態。

 

さらに指揮系統上2019年は監督が二人いるような状態だったのもあり後手後手に回っていた横浜。

5/14に借金11を数えるなど無残なチーム状態でした。

 

そのようなチームになると思い開幕前に懸念を表明していましたがやっぱりか?というチームが

危機感をばねに新潟の夜以降、チームを立て直して激しい優勝争いをしています。

 

参考記事

新潟の夜以降の采配の質変化と大きな転換点を迎えつつある横浜 5/27のセのWARについて - 所持雑感

当時も例年との比較で混戦気味と評していますが

今期は昨季に引き続き過去10年レベルで混戦と言って良くチーム転換期に当たります。

2019年より混沌としている状態。

何処も万全でないです。

 

2019年よりチャンスに感じます。

あの時より現時点で借金少なくチーム強いです(牧がいる

そして相手チームも何らか課題を抱えています。

指揮系統も当時と違い一本化しています。

 

難しい野球を一部諦め出来る事をやると98年以来の栄冠に近づきそうです。

チーム戦力読み上私の予想上とは言え既存戦力でリーグトップクラスなんて初めてです。

相手チームの新戦力ほぼ出そろいましたが

昨季の予想記事通りに近いです。

リーグ情勢を大きく動かす新戦力が外国人に現れずドラフトのみとなっています。

参考記事

2022年戦力予測 21.12.17 既存戦力でセ、トップの横浜に思う - 所持雑感

 

WARはその年のリーグ平均を基に割り出される勝利貢献度の分配です。

絶対値でみると今の横浜は物足りなく感じても今期、何処も万全でない事でリーグ平均が低いです。

結果、これだけ故障者が居てコロナ離脱して出遅れていても

彼らが戻る事でシーズンWAR+40勝以上現実的な数字になり優勝がの芽が見えてきます。

 

これだけ故障者いてコロナ離脱があったのにも関わらずチーム成績から予測される勝率が0.480弱です。

2019年開幕序盤の横浜は文字通り最下位に相応しいチーム成績でした。

その時とは状況違いますでしょうか?

 

その上に2019年以上の混戦模様。

2019年を思うなら横浜にも十分チャンスあるとみています。

アクシデント多く戦力整いませんが既存戦力では横浜が抜けています。

 

主力選手復帰後回りが整ってないが故に一気に突き抜けるシナリオもあり得るモノと期待しています。

 

最終的にシーズン後半の過密日程(故障者の多い横浜を利している面もありますが)が横浜を苦しめるかもです。

マネージメントみていると不安ですが上手く対応できれば・・・久しぶりの優勝。

 

佐野、オースティン、宮崎が復帰し実力上位の桑が状態を戻せばリーグで抜けた攻撃力を保持しそうなチーム状態でしょうか?

今のチームでリーグ2位のOPSです。

 

さらに森が7月ごろに戻ると課題の守備力も改善します。

 

もしオースティンも含め6,7月中に復帰するようでしたら勝負しても良いと思うのですが

こんなチャンス、早々ないです。

 

今期MLBでストがあり巨人や阪神の外国人補強順調さを欠いてしまった可能性があります。

来期以降はしっかり補強して来そうです。

森や小園の覚醒待ちが21年ドラフトをみる範囲では横浜の中長期的な方針とは思いますが

こんなにライバルチームが弱いのも早々なくチャンスとみています。

 

本当は21年ドラフトで即戦力とって欲しかったんですが

横浜のドラフトは保守的でして中長期視点を横浜編成優先します。

 

リスクある編成しないです。

ベース戦力の強化。

足腰に相当する部分の強化を優先しています。

方向性的に2019年に遊撃手の小園(外れて広島に入団)を指名したのに続けて20年森を21年に小園を指名していますが

首尾一貫している方針でしょうか?

その姿勢自体は間違いではないのですが勿体ない。

 

中位ドラフトにも高卒を指名し続けている横浜です。

 

aaakkkaaa.hatenablog.com

 

そんな横浜の試金石となりそうな対阪神3連戦。

金曜は雨で中止ですが

ここで連敗すると大きく目算崩れます。

阪神さんも序盤の躓きを修正しつつあり楽な相手ではないです。

 

さらに来週は現在リーグトップの戦力を保持している中日戦。

相変わらずキナ臭いチームですが、ここで中日戦に連勝しますと彼ら勝手に自壊してくれる予感あります。

そして交流戦前最後は昨年、良いようにやられたヤクルト戦。

 

シーズンを占う重要な戦いでしょうか?

 

横浜も苦しいですが相手チームも決して万全ではないです。

彼等と戦力的に拮抗しており、ここでの勝敗がシーズンに影響を与えそうな予感があります。

 

チーム成績で計算した期待勝率からみるセの状況について混戦です 2022.05.13

2022.05.12までの数字を使用しています。

今日、リーグトップの数字を出している中日さんが巨人さんに負けています。

記事書いていた時より混戦感増しているかもですね。

 

チームOPS

1位 巨人 0.700

2位 横浜 0.673

3位 広島 0.670

4位 中日 0.661

5位 ヤクルト 0.655

6位 阪神 0.596

 

チーム被OPS

1位 中日 0.618

2位 広島 0.640

3位 阪神 0.642

4位 ヤクルト 0.681

5位 巨人 0.683

6位 横浜 0.694

 

疑似防御率

1位 中日 3.06

2位 阪神 3.07

3位 広島 3.25

4位 横浜 3.26←守備力の影響受けて防御率悪化している?他いろいろ

5位 巨人 3.45

6位 ヤクルト 3.46

 

チームOPS-チーム被OPS

1位 中日 +0.048

2位 広島 +0.030

3位 巨人 +0.017

4位 横浜 -0.021

5位 ヤクルト -0.026

6位 阪神 -0.046

 

チーム成績から期待される勝率 総関係数0.9

参考

名将か愚将か…セ・リーグの監督を査定してみた【2021年版】〈dot.〉 - 所持雑感

 

Y=1.376 x(チームOPS-チーム被OPS)+0.501

 

過去10年の60サンプルを散布図で書くと直感でもわかりますがチームOPS-被OPS=0で勝率.500の期待値になります。

 

上記数字を使用して期待勝率を出しますと以下のように

1位 中日 予想勝率0.567 実際の勝率0.528  その乖離 -0.039 1.44勝マイナス

2位 広島 予想勝率0.542 実際の勝率0.595  その乖離 +0.053 2.01勝プラス

3位 巨人 予想勝率0.524 実際の勝率0.550  その乖離 +0.026 1.04勝プラス

4位 横浜 予想勝率0.472 実際の勝率0.424  その乖離 -0.048     1.58勝マイナス

5位 ヤクルト 予想勝率0.465 実際の勝率0.583  その乖離 +0.118 4.25勝のプラス

6位 阪神 予想勝率0.438 実際の勝率0.316  その乖離 -0.122  4.76勝のマイナス

 

 

全体寸評。

試合数少ない為、勝ち負けの重みが大きいです。

統計的揺らぎが生じ易いです。

その揺らぎを承知の上で読み進めください。

 

まず中日が記録しているチーム成績は昨年の優勝チームであるヤクルトが記録した数字より上です。

上ですが実力上位と感じず一般的な優勝チームのそれではないようにみえます。

使用している数字が試合数の影響を受けにくい数字です。

OPSと被OPSの差分で+0.050レベルは混戦評価です。

 

参考記事

OPSでみたセの状況 混戦です - 所持雑感

 

昨年の記事でも予測していた通り混戦と言って良い状況でしょうか?

故に今期の横浜に期待していたのですが主力選手にアクシデントが多く、その力を出せていません。

いませんが戻れば未だリーグ屈指(巨人に拮抗するのでは?っとみています)の戦力があると言って良く伸びしろとみています。

懸念点は中継ぎですが・・・三浦監督の手腕次第でしょうか?

 

昨年同様、戦力の割に勝てていませんが

昨年は同指標で22年阪神さん並みの数字を記録しており外国人不在が原因で負けてるわけじゃないと記事にてレポートしていた通りです。

 

昨年からの成長は覚えます。

覚えますが

2021年三浦横浜は過去10年の60サンプル中ワースト。

統計から下限に振り切って外れており

そこからの成長をポジティブに評価していいのか・・・

それでも改善傾向を強く覚えておりその成長に期待したいです。

 

ヤクルトさんが昨年に引き続き戦力の割に勝っていますが

これを維持できるモノと期待して良いのかわかりません。

あるレベルの素の力がないと厳しいです。

今のチーム成績では出力不足でしょうか?

幾らマネージメントに定評ある監督さんと言えど主力選手の欠けた横浜以下の戦力で首位に立っていたのは異常です。

戦力外を過去10年で横浜以上に獲得している球団です。

中心選手の育成には成功していますが育成に課題あるが故に層が薄いチームです。

石井コーチ指導してもダメでしたが早々良くならないかな。

ヤクルトさんは過去10年で最下位が最も多い球団です。

その原因は層の薄さ。

監督マネージメントで何処まで行くのか。。。

落ちてくると思うのですが捕手中村復帰しました。

素の数字(ベース戦力、チーム成績)何処まで戻るかも注目点です。

 

広島さんが戦力の割に勝ててるのは横浜と阪神が原因です。

両球団から15勝1敗、貯金14を積み上げていますが他との対戦実績が良いとは言えず勢いを欠く原因になっています。

打線より投手力に良さを覚えます。

その投手力勝負で対中日戦(互いに長所が似ており噛み合う)で苦戦した結果中日戦に分が悪いのもわからないわけでなく投手力で差があると負け易いのかもしれませんね。

 

ファンじゃないので詳細知りませんが(注意)

 

巨人は坂本、吉川の離脱が大きく急速に数字悪化させています。

ここも石井コーチ在籍していましたが若手伸びてないんですよね。

一時順調と思えた育成に暗雲が垂れ込めています。

原監督復帰した際に順調だったファーム組織いじってますからリセットされちゃったかもしれませんね。

坂本、吉川戻らないと守備に大きな課題生じますしなかなか体制を戻せ無さそうな様相を覚えます。

それでもファームに梶谷らがおり潜在的な戦力では横浜に近いと評価しています。

 

阪神は。。。出力不足

現在、チームを建て直し中ですがバランス悪いです。

あるレベルで戻しそうですが(揺り戻しあるとみています)

 

 

5/13現在、チーム成績的に最も数字の良い中日さん。

低反発気味な事でストロングポイントの投手力が強化されています。

参考記事

低反発球? 忘備録 2022.04.29 - 所持雑感

 

チーム成績の割に勝てていません。

打線の形できていません。

4番を含め打線の形がないです。

その辺の差配できれば上に来そうです。実際来てはいますが

打線に落ち落ち着きを覚えず勢いを欠く原因になってそうです。

 

 

乖離をみて揺り戻しがあるとみるか、そのままと見るか解釈次第ですが

混戦故に読みにくい状況にはなっています。

 

14年チームOPS-被OPSでリーグトップは広島+0.030でした。

15年リーグトップ戦力は広島+0.035。

21年リーグトップ戦力は阪神の+0.028。

21年阪神さんが記録した数字はリーグトップとしては過去10年で最も差分低いです。

その状況に近い推移しそうです。

 

何処も何かしら課題あり万全ではないです。

混戦の様相です。

ここからどう?チームを形作るのか?監督マネージメントの妙が見れるかもしれませんね。

 

坂本、吉川が早期に復帰すると巨人走りそうですが第三次原采配政権の巨人さん昔と違い後半戦に失速するので

結構もつれそうなんですよね。

 

2019年に監督復帰して以降チーム状態下降してCSになり

19年、20年と連覇したとは言え状態悪いままに日本シリーズに向かい8連敗しています。

21年も勝負の9月に急失速しましたが

 

昔の巨人さんというとオールスター後に無類の強さを誇っていただけにうん?はあります。

チーム作り(序盤躓いても状態を戻せるだけの戦力が巨人にあったケースが多いです)に定評ある監督さんが息切れするようなチーム作りしているわけですが

 

巨人ファームに人いなさそうなんですよね。

この辺もいつかレポートしたいです

 

高橋監督時代にいろいろテコ入れし

一時期、巨人ファーム視界良好だったはずなんですが

5/12巨人戦、相手の欲しい所で巨人に犠牲フライを打たれた場面に思う 

昨日は個人的に大嫌いな試合展開でした。

 

今期、昨季との比較で改善傾向を覚えるますが未だ多いです

窮屈な打撃。

これが野球と思えない結果。

窮屈な打撃は見ていてツライです。

 

技術なき理想の野球は無力です

時に敗因の原因になり得ます。

勝てない。

 

相手の土俵で手のひらで遊ばれているように感じみていて苦痛です。

ラミレスが相手のドレスコード縛りを逆手にとった野球していたのでがっかりします。

この辺は技術を極めるしかないのですが

したいと出来るは違ってましてキツイ。

aaakkkaaa.hatenablog.com

前提にこれがあり

それが大和や柴田すらできないのが現状です。

相手が引き出しの多い菅野というのも禍したかもですが危なげなくチャンスで窮屈な打撃をして打ち取られ相手にはやられると。

 

前記事の

aaakkkaaa.hatenablog.com

逆視点です。

 

場面は8回。

点差は1対2巨人リード。

ワンアウト1,三塁。

 

先の記事で言う横浜と同じ。

立場を変えて相手の巨人さんが一点を奪いに行く野球をしたい場面です。

横浜は右の大和でしたが巨人さんも右の中田。

 

対右打者の最低限を避ける配球。

定石に従い戸柱、エスコバーバッテリーも速球系インコースよりで配球します。

そして打者中田を追い込みます。

この場面で重要なのは追い込まれた打者の心理状況でしょうか?

最後、バッテリーは外にチェンジアップを要求し中田に犠牲フライ打たれます。

 

あれダメなんですよね。

ここで駆け引きが生じますが巨人さんのようなドレスコード至上主義とも言える球団はこの場面引っ張りめったにしません。

凡打になると叩かれます。

あの打撃によりチームは流れを失った。

あれが敗因だは巨人系の定番です。

 

三浦監督がヒットに拠らない野球を練習しているのにっと昨夜ぼやいてた通り横浜でもNGとなり得ます。

ヒットはギリ許されるかもですが進塁打を意識せず引っ張って凡打した場合チーム方針違反として遇されていたかと。

 

そういう窮屈さがあります。

 

それ故に

ヒットで出塁しても、あの打撃が原因で横浜は流れを失いノーアウト満塁で点を奪えなかったと怒られます。

 

巨人さんも、そんなチーム環境ですから配球も同じで基本に忠実な野球をベースにやります。

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2021年の試合で進塁打を警戒した巨人バッテリーは左打者の外に直球系を集め神里が逆らわずにレフトに流し打っていましたが

 

巨人さんの基本です。

そして逆方向に打った神里はチームOB佐々木に流れを引き込めず負けた原因と批判されています。

巨人さんでも批判された可能性高いです。

あの打撃姿勢が原因と昨年の神里同様批判される傾向の強いチームさんです。

 

神里が出塁しノーアウト満塁で点奪えなかった事を責めずにチャンスを広げた神里に問題あるとするのがNPBドレスコードです。

 

引っ張りの意識ある打者に外のチェンジアップは空振り奪い易いですしゴロ(サークルチェンジアップ系)も打たせやすいですが

 

追い込まれて最低限意識している打者には効き難いです。

そして、

この場面、最も忌み嫌われるのは三振。

その前提で組み立てませんと・・・

 

一応、直球でかなり押していたので緩急でタイミング外せるだろう(運転)で配球したと思います。

実際、中田は態勢を崩されていましたが外のチェンジアップは合わせやすいです。

 

aaakkkaaa.hatenablog.com

インスラを使ってタイミング外したかったですが

先日の事もあってゾーンに投げにくく球種少ない投手ゆえに勝負したのかもしれませんね。

同じシチュエーションで菅野が大和からインコースにツーシム(ワンシーム?)投げて三振奪った場面との比較で実に対照的な対決になってしまいました

 

背景としては菅野の球種の多さから生じる引き出しの多さがあり一概に戸柱、エスコバーに問題があったとも言い切れないですが

 

エスコバーのような投手だと攻めて欠けちゃう場面でしょうか?

 

えいやでストレートで押し切った方が良かったかもですが先日のサヨナラ(苦言を呈された)もあり長打警戒慎重(インスラを使い難いシチュエーション)にが響いたように感じる配球となっています。

 

打った中田を褒めた方が良いかもですが

相手が最低限を欲してる場面で色気を出した戸柱にもコラっしたく、一方で先日の三浦監督の苦言もアリ、コラっ仕切れない自分もいて

 

ストレス溜まる試合でした。

昨年ほどではないにしろ今の横浜らしい投打に消化不良を覚える試合だったと総括したいです。

道半ばです。

三浦横浜の課題が良くわかる5/12巨人戦について雑感 

news.yahoo.co.jp

この日は何度もチャンスはつくった。4回には先頭の牧が中前打、ソトが右翼手ポランコの拙守による二塁打で無死二、三塁の好機をつくった。しかし続く大和は空振り三振。柴田が三飛、嶺井は申告敬遠で満塁となり大貫が空振り三振で無得点。6回も無死二塁から3三振で本塁が遠い。

この試合、何度もチャンスを作ったというより貰っていた横浜。

坂本、吉川が離脱した急造二遊間の守備力はみていて気の毒なほどの出来でした。

記録されない失策を重ねていた巨人です。

自壊とも言える惨状でしたがその隙を活かせず敗戦しています。

 

三浦監督は「大和が何とかしてほしかったですね。そういうところですね。ヒットだけでなく、というところをやっているので」と渋い表情を浮かべた

 

このヒットに拠らない野球。

一点を奪う野球。

有効な手段の一つですが

これ意識し過ぎると点を奪えない場合あります。

その典型的な試合を横浜やってしまいました。

相手バッテリー。菅野、大城バッテリーが上手く横浜の意図を察して配球したとも言えますが・・・

 

ノーヒットでの得点を奪う事を意識し過ぎると隙が出来き易いです。

相手の術中に嵌り易いとも言うべきでしょうか?

 

大和には逆方向(右)に打たれないようにインコース中心に攻め窮屈な打撃で三振。

そりゃ三振します。

 

引っ張れなくなった柴田にはストレート系で押し切っています。

柴田も引っ張ろうとしてましたが振り遅れ気味に三塁内野フライ。

振れていません。

逆方向の打球が相変わらず柴田多いですが左中間の意識強い打撃スタイルで堅め過ぎて柔軟性を今の所失っているようには感じます。

一時期よりは復調気味ですが振り遅れ気味に左中間に飛ぶ打球多いかな?

 

一般的な理想で言うと今年調子の良いソト(石井コーチ効果?)や宮崎、牧のように引っ張りと逆方向を上手く使いこなす必要があるのですが

それ難しいんですよね。

頭でわかっていても出来ないという型です。

 

その打撃ですが

広角で打つ打撃の基本は逆らわずに打つであって

昨夜の大和(右打者)のようにインコースを器用に右方向に打つではないです。

 

 

難しいです。

 

 

石井コーチの指導が結果的に

<<結果的に>>マイナス効果を与えている野手が何名かいますが柴田も、その一人かもです。

将来的に打てるようになるかもですが今は苦戦中?です。

最も難しい野球なので打てるようになるかはわかりませんが

 

ソトのように嵌る選手も居ますが嵌らない選手もいる。

石井コーチも承知しており自身の指導に嵌る、選手に出会うと評している通りですが

石井コーチの指導により全体がブラシュアップしないのは彼が指導した広島、ヤクルト、巨人の状況をみていたので

ある程度予測はしていました。

石井コーチも織り込んでいたようなのでいい塩梅模索しているようにはみえます。

 

この石井コーチや三浦監督が目指す

ノーヒットで点を奪う、ランナー1,2塁でクリーンアップピンチ論(石井コーチ談)は

野球の方法論としてはありです。

しかし

結構、難しいです。

窮屈な打撃強いられます。

 

横浜で最も小技が上手いと思われる大和や柴田ですら対応できてないわけですが

これは横浜だけでなく他チームでも出来る選手少ないです

 

大田が度々、同じようなシチュエーションで窮屈な打撃をしますが

ドレスコード意識し過ぎると打撃が窮屈になり打てなくなります。

 

このいい塩梅が難しい感じです。

参考記事

2022年 したい野球のいい塩梅を目指して - 所持雑感

 

先の記事の終わりに

aaakkkaaa.hatenablog.com

最も、三浦野球の浸透具合の問題ありましたら自信をもって優勝と書いてなく

強いのに弱いと書いていたのはご承知の通りです。

っと書いています。

強いのに弱い。

 

今年も戦力の割に勝てていません。

主力抜けてるから良くやってるとか言える状況ではないです。

それでも昨年よりは前進しているのは記事で報告している通りです。

期待して見守ってあげてください。

 

昨年と違い勝ちきれる試合もアリます。

それでも道半ばな状況です。

道半ばで終わるのか、成し遂げられるのか目指す野球の難しさ思うと悩ましいですが過去10年ファームで指導し続けた野球の完成度をみますと

 

その道の険しさを覚えます。

大村コーチが二軍からいなくなった2015年以降チーム方針に則りスモールベースボールよりの指導を横浜はし続けて来ましたが

 

ほぼ育成していた選手壊滅していますからね。

石井コーチの指導と同様、一点を奪う野球というのは特別な才能必要なのかもしれません。